ヘッドホンユーザー必須の神アクセサリーとして、当メデイアで紹介し続けている「EarProfit」。
開口部を塞がずにイヤーパッドのみを保護するヘッドホンカバーで、ボクも一度使いはじめてから、普段愛用しているヘッドホンはEarProfitがないと使えなくなりました。
そのEarProfit不満点を解消した後継機が登場しました!
それが今回紹介する「EarProfit multi ver2」です。
今回のモデルは新たにタグが追加されました。
このタグのおかげで前作ではわからなかった「カバーのサイズ表示」と「左右の識別機能」が追加されました。
そう、EarProfitを複数使っていると、どれがどのサイズかわからなくなって、管理が大変になったりするんですよね。それが解消されたのはありがたい!
また、左右の識別機能がついたことで、迷うことなくパッと着けられるようになりました。
あとは細かいところだとXM70を装着しやすく再設計(数ミリ大きく調整)されたようです。
今回はEarProfit multi ver2を使ってみた感想などを中心にお伝えしていこうと思います。
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EarProfitについて
まずは、EarProfitの概要をお伝えします。
元々EarTouchという名前でしたが、海外の商標の問題でEarProfitという名称に変更して、ついでにブラッシュアップさせたみたいです。
やはり一番の特徴はドライバー部分を塞がずにパッドをカバーする特許技術で、従来のヘッドホンカバーのように音質や装着感を阻害しない理想のカバーとなっています。
表面素材にはスポーツウェアにも採用される東レの「トリノクール」という素材を採用しています。
このトリノクールによって以下のような特徴があります。
- 高い伸縮性であらゆるヘッドホンに対応可能
- 吸汗速乾性で不快感が少ない
- 高い消臭機能
- 洗濯可能でいつでも清潔
- 滑止機能でパッドがズレる心配もなし
この設計によって、あらゆるヘッドホンに装着でき、音質を阻害することなくパッドを保護できるというわけです。
化粧やワックスがパッドに直接つかないので、清潔な状態を保てるのも良いですね。
すっごいわかりやすく伝えると、パンツやインナーのようなものです。
下着をつけずに直接ズボンを履くのは嫌じゃないですか。
EarProfitをつければ、衣服を汚すことなくお肌を守ってくれるというわけですよ。つまり必需品。
最近は専門店だけではなく大手量販店でも取扱が開始したようで、ビックカメラやコジマでも購入できるようになりました。
EarProfit multi Ver2の外観
本体はこちらになります。
今回から左側には青色のタグ、右側にはオレンジ色のタグがつくようになり、左右の識別がパッと見でわかるようになりましたね。
サイズ表記もタグに記載があるので、EarProfitを複数所持していたり、自分が持っているEarProfitのサイズがわからなくなった時もすぐに判別できるようになりました。
ボクも複数EarProfitを使っているのですが、一度外した後は正直どのサイズかわからなくなって放置してました。タグのおかげで管理がとてもしやすくなりましたね。
今回はEarProfitをベースとしたモデルなので、EarProfit PERFORMのように塗布フォームを使った素材ではなく、一体成型の芯材を使ったモデルとなります。
EarProfit PERFORMのVer2は後々販売予定とのこと。
サイズ展開について
サイズは各モデル「M55」「XM60」「XM70」「L70」「XXL70」の全5サイズ用意されています。数字が大きいほどサイズも大きいと思ってください。
ヘッドホンに対してサイズを合わせる必要があるので、購入する前に自分のヘッドホンがどのサイズに対応しているか公式サイトの適合表を見て確認しておきましょう。
AirPods MAXやAKG K701 / K712など汎用サイズだと適合しない特殊なイヤーパッドについては、専用モデルも販売されています。
ヘッドホンへの装着方法
装着方法は以下の画像を参考にしてみてください。
正しい装着位置は以下の画像を参考にしてみてください。
最近愛用しているMarshall MONITOR III A.N.Cに装着してみるとこんな感じ。
タグが悪目立ちするかと思いきや、配色が以外と落ち着いたトーンでMONITOR III A.N.Cのおしゃれなデザインを邪魔しないんですよね。むしろデザインのワンポイントとして機能しているようにも感じます。
ちなみにサイズはXM70と公式サイトの適合表に表記がありました。最新機種まで適合表作ってるのはさすが。
EarProfit multi Ver2を使ってみて
それではEarProfit multi Ver2を使ってみた感想をお伝えします。
といっても今まで紹介してきたEarProfitとタグ以外は同じなので、復習的な内容になると思います。
左右の識別が一瞬でできるようになった
まず一番のメリットは、どんなヘッドホンでも左右の識別が一瞬でできるようになったことでしょうか。
細かなポイントとして、ヘッドホンの内側にタグがあるので、手元でタグの色味をすぐに確認できるのもいいですね。
ヘッドホンの装着向きに迷うことなく「右は赤!」「左は青!」とすぐに判断できるので、ちょっとした時短にもつながっています。
スタジオや動画編集など、長時間作業したりヘッドホンを着脱したりすることが多い方にもおすすめです。
管理がしやすくなった
次のメリットはやはりサイズ表記が追加されたことによって管理がしやすくなったこと。
EarProfitさんの紹介を今まで何度もしてきてその度にサンプルもいただいていたんですけど、家の中EarProfitだらけで一度パッケージから出してしまったらどれがどのサイズかマジでわからなくなってたんですよ。
今回からタグに「M60」「XM70」のような表記が入ることで、パッケージを破棄してもどれがどのサイズか一瞬でわかるようになりましたね。
ヘッドホンを複数持っていて、EarProfitも複数サイズ使っている方にはうれしい仕様になりました。
サラサラとした快適な装着感
ここからは今までのEarProfitと同じ感想にはなりますが、EarProfitを装着すると表面がパッドのサラサラとした質感になり、不快感の少ない快適な装着感に変化しますね。
例えばSONY WH-1000XM5だとモッチリとしたパッドで密閉感は抜群ですが、暑い時期に使うと蒸れてしまいます。
パッドには皮脂がベッタリとついてしまい、いくら愛用のヘッドホンでも暑い時期は使いたくありません。
EarProfit PERFORMを使えば、暑いなかでも耳内がムレずに快適に使えますね。
仮に汗をかいたとしても、パッド側には付着しないので愛用のヘッドホンも長持ちさせられます。
装着位置もズレにくい
ドライバーの開口部ごと覆うタイプのヘッドホンカバーを使っていたことがありましたが、サラサラとしすぎる質感とスピーカーの開口部が開いていない影響で装着位置がズレることが多かったんですよね。
EarProfit PERFORMはサラサラとしつつも表面に少し摩擦があるので、装着位置がズレにくいように感じました。
ヘッドホンカバーを使っているのにヘッドホンの利便性自体が悪くなってしまっては本末転倒になってしますしね。
不快感もなく装着位置もズレることもなく、ストレスフリーでヘッドホンを使えるようになりますね!
音質への影響はかなり少ない
EarProfitはヘッドホンのスピーカー部が開講した状態で使えるため、音質への影響がかなり少なめです。
完全に影響がないというわけではなく、ほんの少し低域が薄くなるように感じます。
これはパッドの質感が変わることで反響する音が変化したり、耳への密着度が変化したりすることで起こる影響かと思われます。
個人的には、音質への影響がこの程度であれば、装着感の快適さなどをふくめEarProfit PERFORMを使っていたいと思えたほどです。
対応ヘッドホンの幅が広い
対応できるヘッドホンが多く、アラウンドイヤー型のヘッドホンであればほぼ全て網羅しているのでは?と思うほど。
開口タイプでここまで幅広いヘッドホンに対応できるのはスゴイ。
とりあえず自分が使っているヘッドホンが対応しているかどうかは、公式サイトの適合表を確認してみてください。
水洗いができる
特徴でも伝えましたが、水洗いができるのも強いですね。
イヤーパッドは乾拭きくらいしかできないので、一度汚れや匂いがついてしまうとなかなか取れないですが、EarProfitをつけれいれば、いつでも水洗いができるのもメリットですね。
オンイヤー型は使えない
次にデメリットですが、耳の上にポンと乗せるだけのオンイヤー型のヘッドホンには装着できません。
代表例だとMarshallのMajorシリーズや、Beats Soloシリーズあたり。
こちらを愛用されている方はEarProfitは適合しませんのでご注意ください。
ヘッドホンカバー EarProfit
EarProfitはこんな人におすすめ
- イヤホンよりヘッドホン派
- 梅雨・夏場でもヘッドホンを使いたい
- ゲームやDTMなど長時間ヘッドホンを装着することが多い
- EarProfitを複数使っている
※タブで切り替えができます
すでにEarProfitを使っている方は買い替える必要まではないと思いますが、これからEarProfitを買おうとしている方、または買い足そうとしている方はEarProfit multi ver2の方を買ってみても良いと思います。
管理もしやすくなりますし、左右の識別も一瞬でできるようになります。
外出先でヘッドホンをつける方や屋内で音楽鑑賞をする人だけでなく、ゲームやDTMなど長時間の編集作業をヘッドホンで行う方は必携のアクセサリーだと思いますので、ぜひ買ってみてほしいです。
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