今回はボクも毎日使っている梅雨と夏に大活躍のヘッドホンユーザー必携の神アクセサリーを紹介します。
それが「EarProfit」と最新モデル「EarProfit PERFORM」です。
以前も紹介しましたけど、この時期はとくに手放せないくらい愛用していますので、何回でも紹介していきますよ。
この商品はとヘッドホンの開口部につけて、パッドに汗や皮脂を付着させないことで、ヘッドホンを長持ちさせるアクセサリーです。
というかこのヘッドホンカバー、毎日愛用しているものなんですけど、最近嫁にヘッドホンカバー自体がちょっと臭うって言われました。
手洗いしてもらって臭いはとれましたけど、もしヘッドホンカバーしてなかったら臭いがパッドについたままだったと考えるとゾッとしますね。
今回はEarProfit使い方やよかった点・イマイチな点の紹介、また新モデルも発売されたのでそちらもあわせて紹介していきます。
EarProfitについて
元々EarTouchという名前でしたが、海外の商標の問題でEarProfitという名称に変更されました。
販売元は「Heart of TOKYO」というところでしたが、法人化に伴い「INNSNS WORKS(イノセンス・ワークス)株式会社」という販売元に変更されました。会社名がかっこいい
運営者の方もお会いしたことありますけど、日本人の方でちゃんとした日本の会社です。
一番の特徴はドライバー部分を塞がずにパッドをカバーする特許技術で、開口部を塞がないからヘッドホンの出音にほとんど影響がないんですよ。ここがEarProfitのスゴイところ。
また表面素材にはスポーツウェアにも採用される東レの「トリノクール」という素材を採用。
このトリノクールによって以下のような特徴があります。
- 高い伸縮性であらゆるヘッドホンに対応可能
- 吸汗速乾性で不快感が少ない
- 高い消臭機能
- 洗濯可能でいつでも清潔
- 滑止機能でパッドがズレる心配もなし
この設計によって、あらゆるヘッドホンに装着でき、音質を阻害することなくパッドを保護できるというわけです。
イヤーパッドは消耗品なので劣化すると交換する必要がありますが、取り寄せに時間がかかったり、1ペアで3000円〜5000円ほどするものも多かったりするので、交換の手間を省いて、愛機のヘッドホンを長く愛用させられます。
わかりやすく伝えると、ヘッドホン用の下着みたいなもんですね。ノーパンでズボンを履くのは嫌じゃないですか。そこに下着を挟むことでズボンを汚さずに使えるような感じですよ。つまり必需品です。
EarProfit(PERFORM)の仕様
EarProfitには「EarTouch」「EarProfit」「EarProfit PERFORM」の3つのモデルがあります。
まず、初代モデルのEarTouchは継ぎ目のある芯材を採用したモデル。
パッドの内側には固定ができるものの、芯材が折れてしまいやすいなど耐久性には少し難がありました。
次に販売されたEarProfitでは、芯材が一体成型化させたことによって柔軟な剛性を持つようになりました。
これで耐久性がアップし、洗濯機を使って洗うことができるようにもなりました。耐久性と価格のバランスが一番整っているモデルですね。
最後に発売されたモデルがEarProfit PERFORMで、プラスチックから塗付フォームに素材「AirFORM」に変更され、芯としての役目を果たしつつ、柔軟性が格段にアップしました!
最新モデルになればなるほど、耐久性がアップして、芯の部分もさらにしなやかになり、パッド部分に装着しやすくなっているというわけです。
EarProfitの装着方法について
ということで実際にヘッドホンにつけてみましょう。
今回テストで使ったのは、AKGのフラッグシップモデル「K812」。こちらはノーマルのEarProfitだと、パッドの形状が特殊すぎて装着できないモデルなのですが、今回専用モデルが発売されました。
装着方法は以下の通りです。
以上です。超簡単!
ちなみにシワを整えれば、まるでイヤーパッドと一体化したかのようにキレイに装着できます。
EarProfit PERFORMはK812用のモデルはまだ発売されていませんが、他のヘッドホンで試せば同じような装着方法でいけます。
どのヘッドホンで使える?
サイズはどのモデルも「M55」「XM60」「XM70」「L70」「XXL70」の全5サイズ用意されています。数字が大きいほどサイズも大きいと思ってください。
それらのサイズに適したヘッドホンであれば、基本的にどれでも使えます。
ボクが普段使っている「MDR-MV1」や「TAGO STUDIO T3-01」なども問題なく装着できます。
ただ、ゼンハイザー HD 800 Sのような特殊な形状のヘッドホンはうまく装着できません。またHD25やKOSS Porta Pro、Marshall Major Ⅴのようなオンイヤー型のヘッドホンも同じく装着できません。
ヘッドホンに対してサイズを合わせる必要があるので、購入する前に自分のヘッドホンがどのサイズに対応しているか公式サイトの適合表を見て確認しておきましょう。
EarProfitの良かったところ
イヤーパッド劣化しにくく、いつでも清潔!
EarProfitの一番のメリットは、やはりイヤーパッドを保護できるという点ですね。
パッドに臭いや汚れがついてしまうと、ウェットティッシュなどで軽く拭くことはできますが、アルコールティッシュだとパッドが劣化する可能性がありますし、臭いがついてしまうとなかなか取れません。
EarProfitをつけておけば、イヤーパッドに地肌が触れることがないので、汗や皮脂、臭いなどの付着を気にせず、いつでも清潔に使うことができます。
直接洗える
次のメリットはEarProfit自体を直接洗えるという点。
冒頭でも伝えましたが、しばらく使っているとEarProfitに汗や汚れがついてしまい、臭ってきます。
芯材のあるEarProfitとEarTouchは手洗いのみですが、最新モデルのEarProfit PERFORMは塗布フォームで芯材が折れることがないため洗濯機に入れてもOK。
メンテナンス性を重視するなら、少し高いですけどEarProfit PERFORMがおすすめです。
サラサラとした快適な装着感
EarProfitを使うと、表面がパッドのサラサラとした質感になり、不快感の少ない快適な装着感に変化します。夏場につけていても耳内がムレにくく快適に使えますね。
仮に汗をかいたとしても、パッド側には付着しないので愛用のヘッドホンも長持ちさせられますね。
装着位置もズレにくい
ドライバーの開口部ごと覆うタイプのヘッドホンカバーを使っていたことがありましたが、サラサラとしすぎる質感とスピーカーの開口部が開いていない影響で装着位置がズレることが多かったんですよね。
EarProfit PERFORMはサラサラとしつつも表面に少し摩擦があるので、装着位置がズレにくいように感じました。不快感もなく装着位置もズレることもなく、ストレスフリーでヘッドホンを使えるようになりますね!
音質への影響はかなり少ない
EarProfit PERFORMはヘッドホンのスピーカー部が開講した状態で使えるため、音質への影響がかなり少なめです。
完全に影響がないというわけではなく、ほんの少し低域が薄くなるように感じます。
個人的には、音質への影響がこの程度であれば、装着感の快適さなどを含め、EarProfitを使っていたいと思えたほどです。
EarProfitのイマイチなところ
価格が高い
最後にEarProfitのイマイチな点ですが、まずは価格が高いという点でしょうか。
通常のEarProfitは4,180円、最新モデルのEarProfit PERFORMは4,950円とカバーとしてはけっこう高め。
そのため、EarProfitより価格の安いモデルや、安価でイヤーパッドを交換できるモデルにはあまりおすすめしません。
HD 599 SEやWH-1000XM5など、最低でも1万円以上のモデルなどに使用するのがおすすめです。
どのサイズかわからなくなる
あとはEarProfitをサイズ別に複数所持していると、サイズ表記がないためどれがどのサイズかわからなくなってしまいます。
複数所持している人はほんの一部だと思いますが、愛用者としてはこの点が一番のデメリット。
裏地にでもいいので「XM70」などわかりやすく印字してもらえると助かります。
EarProfit まとめ
EarProfitはこんな人におすすめ
- 全ヘッドホンユーザー
- 梅雨・夏場でもヘッドホンを使いたい
- ゲームやDTMなど長時間ヘッドホンを装着することが多い
- いろんなヘッドホンにつけかえたい
※タブで切り替えができます
個人的には全ヘッドホンユーザーにおすすめしたいアクセサリーのように感じました。
外出先でヘッドホンをつける方や屋内で音楽鑑賞をする人だけでなく、ゲームやDTMなど長時間の編集作業をヘッドホンで行う方は必携のアクセサリーだと思いますので、ぜひ買ってみてほしいです。
EarProfit PERFORMも生産が安定してきたようで、Amazonだけでなくe☆イヤホンや楽天市場などでも販売できるようになったみたいです。ぜひ店舗でもサラサラとした質感を体感してみてください。
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