こんにちは、元イヤホン屋のかじかじです。 イヤホン・オーディオの情報を発信していますので @kajet_jt ←よければフォローお願いします。
現在、ブラックフライデーセールが開催中ですが、その中でイギリスの名門オーディオブランド「Bowers & Wilkins」の人気ワイヤレスヘッドホン「Px」シリーズの旧モデルが安くなっています。
価格はそれぞれ以下の通り。
- Px8 53,000円(セール価格)
- Px7 S2e 34,200円(セール価格)
- Px7 S3 61,380円(セールなし)
- Px8 S2 118,000円(セールなし)
Px8は元々117,700円で販売していたモデルなので、半額に近い価格まで下がっていますね。
ただ、最近Px7 S3やPx8などの後継機も登場したので、価格差はあれど、結局どれを選べばいいかわからないという方も多いかと思います。
結論ですが、予算にもよりますけど、コスパと音質・性能のバランスを考えるならば、この中ならボクはPx8を選びます。
ただ、Px8とPx8 S2、Px7 S3には知っておくべき注意点もありますので、その辺りも含めて徹底解説していきます。

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外観比較
それでは外観をチェックしていきましょう。
本体比較
本体デザインはどのモデルもおおよそ似たような印象。細部のパーツの違いなどもありますが、全体感としてはどのモデルも「Pxシリーズ」だとわかるようなオシャレな見た目になっています。

相変わらず男女問わずにファッションアイテムとしても使えるレベルなのに、音質もオーディオマニアも納得の実力だからすごい。
まずハウジング部。Px8/PX7 S2eはラグビーボールのような細長円形デザインでしたが、Px8 S2/PX7 S3はハウジング面積が広くなり四角に近い形状になりました。

ハウジングはPx7はシリーズはファブリック素材、Px8シリーズはナッパ・レザーという上質な素材で覆われています。価格だけはあってPx8シリーズの方が少し高級感がありますね。

イヤーパッドはどのモデルも変わらずメモリーフォーム・イヤーパッドを採用していて、耳にあわせて密閉してくれます。

イヤーパッドに関しての変更表記はありませんでしたが、最新モデルのPx7 S3やPx8 S2の方が気持ちモチモチしている気がしますね。
ハウジングを繋ぐ流線型のアーム部はPx8 S3のみケーブルが露出されるようになりましたね。

また最新モデルのPx7 S3、Px8 S2は、イヤーパッドとハウジングをあわせた横幅の厚みがけっこう薄くなっているんですよ。

これによって装着時も前からみた時のデザインがよりスマートに見えるようになっていると思います。
薄くなったことによって容積は小さくなりましたが、サウンドパフォーマンスにも影響がないとのことです。むしろデザインと装着感、密閉感をより高めるためにハウジングデザインを変更したようです。
アームは各モデル無段階で調整可能で、少し重めの挙動でヌルヌルと動いていきます。

ヘッドパッドは最新モデルの最新モデルのPx7 S3、Px8 S2は旧モデルと比べてクッション性がよりアップしていますね。

前モデル共通で本体は折りたたみはできず、水平に回転するのみとなっています。

アーム部は180度曲がるので、ハウジングをどちらの方向にも向けることができます。
ボタンの配置は旧モデルのPx7 S2e、Px8は側面のメッキリングの真隣にボタンが配置されていましたが、最新モデルのPx7 S3、Px8 S2は薄く飛び出たハウジング部の側面にボタンが配置されるようになりました。

左側に電源兼ペアリングスイッチと外音モード切り替えボタン、右側には再生・停止ボタン、音量ボタンと左右でボタンが分かれています。


最後に重さの実測値ですが、Px8 S2が約310.4gで、Px8が約315.4g。


Px7 S3は約299gで、Px7 S2eが約305.8gです。


まあワイヤレスヘッドホンとしては普通くらいの重さ。
スペック比較
スペックを比較するとこんな感じ。
| 機能/仕様 | Px8 S2 | Px8 | Px7 S3 | Px7 S2e |
|---|---|---|---|---|
| Bluetoothバージョン | 5.3 | 5.2 | 5.3 | 5.2 |
| 連続再生時間 | 30時間 | 30時間 | 30時間 | 30時間 |
| 本体充電時間 | 2時間 15分の充電で7時間使用可能 | 2時間 15分の充電で7時間使用可能 | 2時間 15分の充電で7時間使用可能 | 2時間 15分の充電で7時間使用可能 |
| ドライバー構成 | 40mm ダイナミック型フルレンジドライバー 最適化されたカーボンコーン | 40mm ダイナミック型フルレンジドライバー カーボンコーン | 40mm ダイナミック型フルレンジドライバー 最適されたバイオセルロース | 40mm ダイナミック型フルレンジドライバー バイオセルロース |
| DSP | 24bit DSPエンジン さらなる最適化 | 24bit DSPエンジン | 24bit DSPエンジン さらなる最適化 | 24bit DSPエンジン Px8と同様のチューニング |
| 対応コーデック | SBC, AAC, aptX™, aptX™ HD, aptX™ Adaptive(96kHz/24bit) aptX™ Lossles(44.1kHz/16bit) | SBC, AAC, aptX™, aptX™ HD, aptX™ Adaptive(48kHz/24bit) | SBC, AAC, aptX™, aptX™ HD, aptX™ Adaptive(96kHz/24bit) aptX™ Lossles(44.1kHz/16bit) | SBC, AAC, aptX™, aptX™ HD, aptX™ Adaptive(48kHz/24bit) |
| ノイズキャンセリング | 対応 8つのマイクによる新設計 | 対応 6つのマイク | 対応 8つのマイクによる新設計 | 対応 6つのマイク |
| 外音取り込み | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 |
| Ture Immesrsion (空間オーディオ) | – (アップデートで対応予定) ※2025年内中に対応予定 | – | – (アップデートで対応予定) ※2025年内中に対応予定 | – |
| アプリ | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 |
| マルチポイント | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 |
| 重量(本体) | 約310g | 約320g | 約300g | 約307g |
| カラーバリエーション | オニキス・ブラック ウォーム・ストーン | ブラック タン ロイヤル・バーガンディ ダーク・フォレスト | アンスラサイト・ブラック キャンバス・ホワイト インディゴ・ブルー フロスト・ブルー | アンスラサイト・ブラック クラウド・グレー オーシャン・ブルー フォレスト・グリーン ルビー・レッド |
Px8シリーズはBowers & Wilkinsのハイクラススピーカー「700シリーズ」から着想を得た40mmのカーボンコーンドライバーユニットを搭載しているのに対して、Px7シリーズはバイオセルロース40mm ダイナミック型ドライバーを採用。
また最新モデルにになって、角度調整やDSPの最適化などによって音質が向上していいます。
それ以外の面では旧モデルと新モデルはスペック値的には大きくは変わりませんが、コーデックがaptX Losslessまで対応、ノイズキャンセリング用のマイクが追加と、ほどよくパワーアップしています。
また最新モデルはアップデートで独自の空間オーディオ「Ture Immesrsion」にも対応予定とのこと。Bowers & Wilkinsの空間オーディオってとても質が良さそうなイメージがある。
Bowers & Wilkins Px8 S2 レビュー
装着感比較|最新モデルはガッツリ、旧モデルは軽やか
装着感の比較ですが、最新モデルのPx7 S3 / Px8 S2は密閉感重視のガッツリ系、旧モデルのPx7 S2eとPx8は軽やかという印象でしたね。
カラーリングの違いはありますが、実際に装着イメージを比較してみるとこんな感じ。
Px8 S2


Px8 S2の方が前から見た時の飛び出し感がより少なくなっていますね。
Px8


Px7 S3


Px7 S2e


どのモデルもとにかくデザインがカッコいいから、首にかけるだけでもオシャレなシゴできIT戦士になった気がする。

Px7 S3 / Px8 S2はヘッドパッドのクッションが厚くなり、逆に頭頂部の圧迫感が強くなったようにも感じますね……。1時間ほどつけていると頭頂部が痛くなってきます。
旧モデルよりも装着感がやや窮屈に感じますが、その代わり密閉感が大幅にアップしていますね。
Px7 S2e / Px8だと耳の下にやや隙間ができてしまって低音が逃げたりノイズキャンセリングを最大限まで活かせなかったりしたのですが、Px7 S3 / Px8 S2は耳の下までしっかり密閉できているので屋外で使う時には
ただし、頭や顔の形にもよるかと思いますので、あくまで参考程度にお願いします。
音質比較
Bowers & Wilkinsのワイヤレスヘッドホン4機種「Px8 S2」「Px8」「Px7 S3」「Px7 S2e」を同条件で聴き比べてみました。
検証環境としては以下になります。
- スマホ:Xperia 1Ⅵ / iPhone 17 Pro
- コーデック:aptX Adaptive / iPhone AAC
- アプリ:Amazon Music Unlimited
- 音源:ロスレス音源
| 機能/仕様 | Px8 S2 | Px8 | Px7 S3 | Px7 S2e |
|---|---|---|---|---|
| 高音 | (5.0) | (4.9) | (4.8) | (4.7) |
| 中音 | (5.0) | (4.9) | (4.8) | (4.7) |
| 低音 | (5.0) | (5.0) | (4.8) | (4.8) |
| 音の傾向 | B&Wらしい艶やかさがありつつも メリハリ感も効かせた現代的なチューニング | B&Wらしい艶やかでしっとりとしたチューニング 中低域がやや多め | B&Wらしい艶やかさがありつつも メリハリ感も効かせた現代的なチューニング | B&Wらしい艶やかでしっとりとしつつノリの良さも持ち合わせている |
全体の傾向
Px8 S2は4機種の中で最もバランスが取れたチューニングで、解像度・レンジ・厚みのどれを取っても高水準。
Px8はそれに次ぎ、より滑らかでクラシカルな傾向。音の繋がりが自然で、柔らかさを重視しています。
Px7 S3はやや明瞭寄りで、低域のキレを強めた現代的なサウンド。勢いはありますが、音の深みでは上位2機種に譲ります。
Px7 S2eはB&Wらしい余韻を持ちながらも、少し現代的なサウンドのように感じますね。個人的にはPx7 S3の音の方が好み
高音
Px8 S2は最も抜けが良く、粒立ちが細かい高音。ストリングスや金管の表現が自然で、解像度と滑らかさの両立ができています。
Px8はPx8 S2と比べると高域の角をやや落としており、柔らかくまとまるタイプ。定価で考えるともう少し伸びて欲しいですが、セール価格で考えればかなりの高域の質感の高さ。
Px7 S3は明るめでシャープな高域ですが、ピークがやや強く出ることがあります。
Px7 S2eはPx8同様に高域の主張が控えめで、耳当たりの良さを重視。
中音
ボーカル再現力ではPx8 S2が一段上。声の芯がはっきりしており、楽器との分離も良好
Px8はボーカルが少し引き気味ですが、音全体のまとまりが良く、自然に聴けます。
Px7 S3はボーカルが前に出て聴きやすい一方、やや硬さがありジャンルによっては主張が強く感じることも。
Px7 S2eはボーカルが楽器と溶け込み、やや遠めの印象。
低音
Px8 S2の低域は最も質が高く、深さと締まりのバランスが理想的。
Px8はS2よりも量感をやや多めに出しており、ふくよかな鳴り。Px7シリーズと比べても、低域の深さが全然違いますね。
Px7 S3はアタック感重視で、ポップスやロックでのノリが良いです。
Px7 S2eは低域の厚みはあるものの、やや膨らみやすい印象。
ジャンル
- Px8 S2:最もバランスが良く、ジャンルを選ばない。解像度と安定感の両立。
- Px8:しっとりとした音。クラシックやバラード向き。
- Px7 S3:パンチがあり、現代的。ポップスやロックと相性が良い。
- Px7 S2e:温かく穏やかな音。ジャズやアコースティック向き。
音質まとめ
4機種を通してみると、
- Px8 S2:全帯域が整った完成形。明瞭で艶やかでありながら自然。
- Px8:柔らかく落ち着いたサウンド。クラシックやジャズ、バラード向き。
- Px7 S3:明快でエネルギッシュ。現代ポップス向き。
- Px7 S2e:穏やかで聴きやすいリスニング向け。
世代と価格の差はそのまま音の完成度に反映されていますね。
個人的にはPx8 S2が一番好み。ただ、Px8も十分な実力です。
USBオーディオでさらに高音質に
こちらのPx8 S2、USB-DAC機能も備えているので、有線で聴けばBluetoothよりもさらに高音質になります。
USB接続で聴く場合は付属のUSB-C to Cケーブル、イヤホンジャックで接続する場合はUSB-C to 3.5mmケーブルを使います。
USB接続時は最大で96kHz / 24bitでの再生になるようです前作だと48kHz / 24bitだったのでこの点も地味にアップデートしています。
今回はiPhone 15 ProでUSB-C to Cで接続して使いました。

Px7 S3と比べてもドライバーユニットのポテンシャルが高い影響か、USB接続時の恩恵が大きくてワイヤレスヘッドホンなのにBluetooth接続に戻れなくなるという事態になってしまいました……。
音の雑味が消えて一音一音の解像度がより明瞭になり、緻密で情報量の多い音を楽しめるようになりましたね。
PxシリーズでUSBオーディオを使うと、ワイヤレスに戻れなくなるのはあるあるだと思います。
ノイズキャンセリング比較
ノイズキャンセリング性能は最新モデルのPx7 S3 / Px8 S2の方がやや強め。両者の実力は同じです。
5〜6万円クラスのノイズキャンセリング最強クラスのヘッドホンと比べるとさすがに負けますけど、しっかりめに遮音してくれますよ。
静かな曲を聴いていても後ろからきた車の音に気づかずにビクッとしましたからね。
ノイズキャンセリングマイクが追加されたことにより遮音性がアップしたのだと思われますが、それ以上に装着時に耳の下の隙間がほぼ埋まるようになって耳内の密閉感が安定しやすくなったことによる影響も大きいと思われます。
Bowers & Wilkinsは音質とデザイン重視のイメージでしたが、本格的なノイズキャンセリングの強さで驚きました。USBオーディオ時もノイズキャンセリングは使えます。
ただ、一番音質を重視するならノイズキャンセリングOFFがおすすめ。
低域の膨れた感じや、ボーカルの歪みががなくなり、よりピュアなサウンドで楽しめるようになります。
| ノイズキャンセリング | 評点 |
| Px7 S3 / Px8 S2 | (4.5) |
| Px7 S2e / Px8 | (4.4) |
外音取り込み比較|最新モデルの方がやや自然
外音取り込み機能も最新モデルのPx7 S3 / Px8 S2の方がやや自然。両者の実力は同じです。
10万円クラスとはいえ機能性特化のヘッドホンというわけでもないので、他の4〜5万円クラスの定番モデルの方が聴こえやすいですけど、十分実用的ですよ。
小音量で音楽を流していても周りの音はわりと自然に聴こえてくるような感覚で、BGM感覚で音楽に浸ることもできます。
ただ、自分の声を発すると少しマイクで拾っているかのようなシャリつき感もあるので、超自然というわけでもないですね。
レジお会計のようなワンポイントでの使用では、ヘッドホンを外すことなく会話を進められます。
| 外音取り込み | 評点 |
| Px7 S3 / Px8 S2 | (4.5) |
| Px7 S2e / Px8 | (4.4) |
操作性比較|全モデル物理ボタンで誤動作の心配が少ない
操作はいずれのモデルも物理ボタンなので誤動作の心配もありません。
再生・停止ボタンはギザギザなデザインになっているため、その感触を頼りに再生停止 / 音量+、音量-ボタンも指で把握しやすくなっています。

電源とペアリングボタンはスライドスイッチになっているので、押し間違えることもありません。
外音モードの切り替えは左側のハウジングに配置されているので、こちらも押し間違える心配無し。
いずれのモデルも操作性についてはほぼ変わりなしという印象でしたね。
ただ、ノーマルモードを飛ばせない
気になるところですが、「ノイズキャンセリング」と「外音取り込み」の切り替え時に「ノーマルモード」をOFFにできないことですかね。
個人的にけっこう気にする部分です。
たとえば「ノイズキャンセリングモード」から「外音取り込みモード」に切り替える際
ノイズキャンセリングモード→ノーマルモード→外音取り込みモード
と2回の操作が必要になるので、コンビニで外音取り込みモードにしてお会計をしたいときとかに、結構切り替えがめんどくさいんですよね。
ただ、ノーマルモードだと音質も良くなるので、こちらも捨てがたいんですよね。むしろPx8 S2はノーマルモードの方が使う機会がが多いので今回に関してはあまり気にならなかったかも。
アプリについて
Px8 S2はアプリに対応しています。

アプリでできることは次のとおりです。
- バッテリー残量の確認
- ノイズキャンセリングや外音取り込みモードなどの切り替え
- イコライザー
→5バンドで調整可能 - 接続機器の切り替え
- クイックアクションの設定
→左ハウジングのボタンを外音モードの切り替えか音声アシスタントの切り替えかの2択で選べる - オートスタンバイのON/OFF
→15分後に省電力状態に移行 - 装着センサーのオン・オフ
→装着時の感度を「低」「標準」「高」から選べる - 名前の変更
- リセット
- ストリーミングサービスとの連携
→deezer,、tunein、SOUNDCLOUD、NTSに対応 - ファームウェアアップデート
イコライザーは最新モデルのPx7 S3 / Px8 S2は5バンドのイコライザーを搭載。

ただ、旧モデルのPx7 S2え / Px8は2バンドのイコライザーのみとなります。イコライザー設定を細かく変更できないので、好みの音にカスタマイズしたい方は旧モデルは要注意。
装着センサーの感度を変更できるのは、なかなかユニークな機能ですね。
アプリを使ったからといって、特別できることが増えるということもないです。
空間オーディオに正式に対応してから期待ですかね。
マルチポイントの挙動に大きな違いがあり
マルチポイントの挙動についてですが、新モデルと旧モデルで大きな違いがあります。
まず旧モデルのPx7 S2e、Px8はマルチポイントで2台同時接続できるのですが、電源をOFFにすると自動的に2台目のデバイスに接続されない仕様になっていました。
「それ、ほぼマルチポイントの意味ないやん!」と思ってましたよ、ええ。
ファームウェアアップデートをしたら改善されるかな?と思ったのですが、全然改善されませんでした……。
新モデルのPx7 S3とPx8 S2は、ちゃんとあらかじめ繋いだ2台のデバイスに自動で接続されるように改善されていました! ここが改善されたのは一番嬉しい!
ちなみに、後から再生された方のデバイスを優先的に再生される「後勝ち」設定になります。切り替わりもメチャメチャ早く、2台目のデバイスの音源を再生した瞬間に切り替わります。
普段からマルチポイントを使っている方は、旧モデルと新モデルでこのような違いがあることに注意しておきましょう。
通話品質|実用的
マイク音声もPx8シリーズのみ実際に録音してみました。以下の音声をよければチェックしてみてくださいね!
Px8 S2
Px8
声がとてもクリアな印象で、かつバックのノイズが入りにくいように感じました。
音楽鑑賞だけでなく、通話用としても十分使えそうです。
| 通話品質 | (4.5) |
音の遅延|動画を見る分には問題なし
音の遅延についてはYouTubeなどで動画を見る分には問題なし。
ただ、低遅延モードなどには対応していないので、ゲームプレイ時は音がわりとズレます。
ゲーム目的で購入しようと考えている方にはおすすめできません。
どうしてもゲームをしたい場合はUSB接続など有線で繋いでプレイしましょう。
Px8シリーズ比較まとめ
| 機能/仕様 | Px8 S2 | Px8 | Px7 S3 | Px7 S2e |
|---|---|---|---|---|
| セールでの おすすめ度 | (4.0) | (5.0) | (3.0) | (4.5) |
| 高音 | (5.0) | (4.9) | (4.8) | (4.7) |
| 中音 | (5.0) | (4.9) | (4.8) | (4.7) |
| 低音 | (5.0) | (5.0) | (4.8) | (4.8) |
| 装着感 | (4.6) | (4.5) | (4.6) | (4.6) |
| ノイズキャンセリング | (4.5) | (4.4) | (4.5) | (4.4) |
| 外音取り込み | (4.5) | (4.4) | (4.5) | (4.4) |
| マイク性能 | (4.5) | (4.5) | (4.5) | (4.5) |
| 利便性 | (4.6) | (4.0) | (4.6) | (4.0) |
| セール価格 | 118,000円 | 53,000円 | 61,380円 | 34,200円 |
今回のセールでイチオシなのは、冒頭でも伝えた通りPx8。
Px7 S3とほぼ変わらない価格でありつつ、その音質差は歴然。
Px8 S2になって利便性も装着感も音質も少しずつ向上しましたが、6万円の差は大きいため、それだったら旧世代のPx8でもいいかな〜って感じです。
それでも一切妥協なく使いたい場合はPx8 S2まで行ってもいいかもしれません。
PX7 S2eもBowers & Wilkins入門(にしては高いけど)としておすすめなので、オシャレかつ本格的なサウンドに浸りたい方はご検討ください。















































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