Beatsから完全ワイヤレスとしては最安のモデル「Beats Solo Buds」が2024年6月20日に登場しました。
Beats Solo 4の特徴
- 2層構造のドライバで2層構造のドライバ
- Beats史上最強サイズの充電ケース
- エアフローを最適化によりオーディオパフォーマンスが向上
- 人間工学に基づく最適な角度のノズルでどんな耳でも快適
- 最大18時間の再生時間(ケースにバッテリー非搭載)
- iOSとAndroidのワンタッチペアリングや「探す」機能にも対応
- 新規登録でApple Musicが6ヶ月間無料
- カラーバリエーションはマットブラック、ストームグレイ、アークティックパープル、トランスペアレントレッドの全4色
- 価格は12800円
Beatsとしては価格が安い分、ケースにバッテリーが非搭載で最大18時間再生可能というかなり割り切った性能になっています。
今回はプロモーション用に実機を提供いただいたので、サクッとどれほどの実力なのか紹介していきます。
Beatsらしいミニマルでおしゃれなデザイン
今回提供いただいたのはストームグレイ。パッケージから所有欲を満たしてくれる美しさ。
パッケージはサステナブルな素材になっており、環境に配慮しつつもおしゃれなデザインに仕上がっています。
イヤーピースは本体装着分のMサイズの他に、XS、S、Lの4サイズ展開となっています。耳が小さな方でも安心。
ただ、付属品はこれだけで、ワイヤレスイヤホンとしては珍しく充電ケーブルも入っていません。
ケースは「b」のロゴだけが記されたミニマリズムの境地のようなデザイン。
持ってみるとこのとおり、かなりコンパクトなサイズ感。バッグやズボンに入れてもかさばることはないかと。
ケースを開くとこんな感じ。
乳白色にうす〜く緑色を混ぜたような配色で、デザインだけで見れば個人的にもとても好みです。
カラーバリエーションは4色展開となっています。
スペック
■ スペック | |
---|---|
連続再生時間(音楽再生) | 最大18時間 |
充電時間 | Fast Fuel機能:5分の充電で最⼤1時間の再⽣が可能 |
ドライバー構成 | メーカー情報なし |
対応コーデック | SBC、AAC |
Bluetoothバージョン | メーカー情報なし |
防水 | – |
対応プロファイル | メーカー情報なし |
再生周波数帯域 | メーカー情報なし |
重量 | イヤーバッド:約5.7g(片耳) ケース込み:約33.4g |
寸法 | イヤーバッド:⻑さ2.05cm × 幅1.85cm × ⾼さ1.9cm ケース込み:⻑さ:6.6cm × 幅3.5cm × ⾼さ2.4cm |
付属品 | イヤーチップ(XS、S、M、L) ※電源アダプタとUSB-C充電ケーブルは別売りです |
装着感について
本体が小ぶりなおかげで、耳が小さい人でもフィットしやすいかと思います。なによりデザインが美しい。
前から見ても飛び出しが少なめ。
Beats Fit Proのようにイヤーフィンはついていないので、スポーツ用途だと耳から落ちる可能性がありますが、普段使いでは問題のない装着感です。
ペアリングがとても簡単
スマホとのペアリングはめちゃ簡単で、ケースを開くと以下の画像のようにポップアップが表示されます。
あとはポップアップの表示内容に従って進めるだけで接続が完了するので、ガジェットの取り扱いが苦手という方でも直感的に接続できます。
「Google Fast Pair」にも対応しているので、iPhoneだけでなくAndroidでも初回はケースを開けるだけで簡単にペアリングができます。
最近のBeatsらしいバランス重視のサウンド
その音質は、前回紹介したヘッドホン「Beats Solo 4」と同じバランス型のサウンドで、むしろ低音がスッキリしていると感じるくらい。
低音の締まり感はあるので、ノリ良く音楽は楽しめます。個人的にはもう少し低音が欲しい。
昔のBeatsは低音ゴリゴリなイメージがありましたが、最近のBeatsはクセのないバランス重視のサウンドのものが多くなっていますね。
洋楽・邦楽問わずにロック・ポップスを楽しく聴けるって感じのチューニングです。どちらかといえば洋楽の方が合っている気がする。
ケースのバッテリー非搭載は意外と気にならない
バッテリー非搭載ってどうやねんって思っていましたが、意外と気になりませんでした。
むしろケースがコンパクトなのに、本体の再生時間が18時間持つので、バッテリー切れが全然起こらなくてむしろ優秀と感じるほどでした。
ちなみにiPhone 15やAndroidであれば、USB-C経由でBeatsを充電させることも可能なので、緊急時はこちらで対応すれば良いかと。
その他気になるところ
その他気になるところは以下の4点です。
- マルチポイント非対応
- ノイズキャンセリング非対応
- 外音取り込み非対応
- 空間オーディオは非対応
12,800円という価格に対して機能性は乏しいため、これらの機能が必要な方にはおすすめできません。
まとめ
機能性は決して高くはないですが、ノイズキャンセリングや外音取り込み機能は必要なく、Beatsブランドの完全ワイヤレスイヤホンをできる限り安く手に入れたい方には推奨できるかと思います。
ちなみにBeats Solo Budsを購入すれば、Apple Musicが6ヶ月間無料で使えます。Apple Musicは1080円なので、6ヶ月無料だと6480円相当!
12800円-6480円=6320円
6320円と考えればなかなか安い方じゃないですかね。ただしApple Musicの6ヶ月無料は新規登録が条件になっているので、今までApple Musicを使っていた方は対象外です。ご注意ください。
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