Bose Quiet Comfort (Ultra) EarBuds向け おすすめイヤーピースの決定版が登場!【AZLA SednaEarfit Crystal for BOSE Earbuds レビュー】

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ノイズキャンセリング最強のワイヤレスイヤホンとして紹介し続けてきたBose QuietComfort Ultra EarBuds

ブラックフライデーでも安くなってたので、購入したという方も多いのではないでしょうか。

ただ、Boseはイヤーピースの形状が半インナーイヤー型かのような特殊な形状で、サードパーティ性のイヤーピースは使えない、または耳にうまくフィットしないものばかりでした。

専用のイヤーピースを作っているメーカーもほとんどないですし、カジェログでも基本的に純正イヤーピースでの運用をおすすめしていました。

そんななか、オレたちのイヤーピースブランド「AZLA」から、なんとBose専用に作られたイヤーピースが登場しました。

それが今回紹介するSednaEarfit Crystal for BOSE Earbudsです。

AZLA史上一番売れたイヤーピース(代理店調べ)「SednaEarfit Crystal」がBoseのQuietComfort EarBudsシリーズ向けに専用設計した最高級ドイツ製プレミアムLSR採用のイヤーピースです。2024年11月29日に発売されました。

今回はこちらのSednaEarfit Crystal for BOSE Earbudsを紹介用に代理店のアユートさんから提供いただいたので、QuietComfortシリーズと組み合わせながらどれほどの実力か検証していきましょう。

製品提供:アユート

目次
かじかじ
元イヤホン専門店スタッフ
オーディオ販売歴9年。元々イヤホン専門店で店長やWEBマーケを担当してました。

イヤホンをレビューすることは空気を吸うようなものだと思ってます。


2024年1月時点で月間100万PV。
YouTubeチャンネル登録者は7万人ほど

SednaEarfit Crystal for BOSE Earbuds 概要

SednaEarfit Crystalの魅力をざっくり伝えると「音楽・ゲーム・映画などマルチメディアに特化した着け心地が最高なイヤーピース」って感じですね。

SednaEarfit Crystalは788人の耳を分析して設計され、『圧迫ZERO設計』を目指して制作されたイヤーピースです。

素材は最高級ドイツ製プレミアムLSR(リキッド・シリコンラバー)を採用しています。

LSRは高耐久性・低刺激性・細菌繁殖の抑制し、長時間着けていても耳への負担が少なく、かゆみやアレルギー反応が起きにくい素材です。

音響面では独特の内部形状による音の直進性の確保により、高域特性を改善し広いサウンドステージの確保と音の鮮明さ、パンチ力のあるサブベースを表現できるように設計されています。

ノーマルのCrystalは3Dオーディオやゲーム音源に特化したモデルでしたが、こちらはBoseのサウンド向けに特化したチューニングに寄せているようですね。。

QuietComfort Ultra EarBudsも「イマーシブオーディオ」という独自の擬似空間オーディオ機能が搭載されているので、SednaEarfit Crystal for BOSE Earbudsを使えば、さらに臨場感の音にできそうですね。

販売方式は以下の7タイプです。

  • S / M / L 3ペアセット
  • SS / S / MS 3ペアセット
  • M / ML / L 3ペアセット
  • MS 2ペア
  • M 2ペア
  • ML 2ペア
  • Allサイズ

SとLの単品2ペアセットの販売がないという珍しい販売形式。需要が限られているから、売れなさそうなサイズ展開はある程度絞っているのかも。

SednaEarfit Crystal for BOSE Earbuds 外箱・付属品

SednaEarfit Crystal for BOSE Earbudsのパッケージはこちら。ティ◯ァニーブルーっぽい配色がかわいい。彼女へのプレゼントにもおすすめ。

中身はこんな感じで入っています。

本体はこちら。

クリアな配色が美しいクリスタルデザインですが、耳垢が引っ付きやすいので耳に入れた瞬間にこの美しさは失われます。儚い。

ノズルや開口部もQuietComfortシリーズに合わせた楕円形になっていますね。

というかBoseじゃなくても、ノズルとイヤーピースが楕円形になっているイヤホンにもマッチするんじゃないかな?

今作はこの前発売されたCrystal 2ではなく、初代のCrystal由来の製品のため、先端にかけて素材が薄くなる「テーパード構造」や、耳垢フィルターの「ハニカム構造コアレスワックスガード」などは省かれています。

なので、Crystal 2よりも少し圧迫感はあると思います。

サイズ表記もわかりやすいように小さく「M」や「L」と表記があります。

一応、寸法は以下の通りです。コレを見てどうということもないんですけど、まあ参考にしてみてください。

Boseのイヤホンはどれでも使える?

Boseのイヤホンであればどれでも使えるのか検証してみました。

といってもボクが所持しているのは前作の「QuietComfort EarBuds II」、フラッグシップモデルの「QuietComfort Ultra EarBuds」、そして最新エントリーモデルの「QuietComfort EarBuds(第2世代)」の3つだけです。

それぞれ試してみましたが、3つとも問題なく装着できましたね。

他のイヤホンは使える?

他のワイヤレスイヤホンでも使えるかも少しだけ検証しました。

ノズルとイヤーピースが楕円形で、充電ケースの収納部が小さめのワイヤレスイヤホンでパッと思いついたのは「JBL TOUR PRO 2 / 3」と「DEVIALET GEMINI II」。

まずTOUR PRO 2と3に装着してみましたが、意外とノズルが緩くてすぐに取れちゃいますね。ノズルもBoseに最適化されているから、うまく使えなさそうです。アウト。

GEMINI IIはいけましたね!

ただ最近はMADOOのMDX30との組み合わせが気に入っているので、個人的にはパスですけど、装着感重視で探している方はSednaEarfit Crystal for BOSE Earbudsを使ってもいいと思います。

まあ、基本Bose用と思った方がいいですね。当たり前か。

SednaEarfit Crystal for BOSE Earbuds レビュー

装着感|耳から落ちる気がしない安心感

装着感については、純正イヤーピースと比べて大幅に改善される感覚がありますね。

耳につけた瞬間、「あ、これ耳から落ちる気がせえへんわ」ってなりますよ。安心感パネェ。

表面が滑り止めのような素材になっているので、通勤中に電車が間に合わなくてダッシュしても、耳からポロッととしてしまう心配が少なくなります。

ボクも会社員時代は基本ギリギリで出社するから、だいたい駅までダッシュしてました。あのとき、イヤホンによっては走ってる途中で落ちそうで怖いんですよね〜。

Boseはイヤーフィンもついているので元々耳から脱落しにくいですが、SednaEarfit Crystal for BOSE Earbudsを使えば耳の中からもさらに脱落を防ぐこともできます。

ジョギングやワークアウト耳にも役に立ちそうですね。

あとLSRのおかげで長時間装着していても耳が痒くなったり痛くなったりしにくいんですよ。

QuietComfort EarBudsってノイズキャンセリングがとにかく優秀だから、通勤や出張など長距離の移動で使う方が多いと思いますけど、その移動中をより不快感なく過ごすことができるようになります。

あとはイマーシブオーディオを使って2時間くらい映画を見っぱなしの時も、耳の痒みなどを極力気にせずに映画の世界に集中できるのも良いですね。

装着感は純正イヤーピースよりもかなり改善されるので、これだけでも買う価値はあると思います。

ノイズキャンセリング性能には変化はある?

ノイズキャンセリング性能の変化については特に感じませんでしたね。

純正イヤーピースと同じく高い遮音性を提供してくれています。

純正イヤーピースよりもサイズ展開が細かくなっているので、人によっては「MS」や「ML」などでサイズがピッタリ合ったことによって、より遮音性もアップすることもあるかもしれないですね。

音質|臨場感のあるサウンドをさらに底上げ

音の変化については低域を少し強調してタイトにしつつ、迫力も少しプラスするような感覚で、Bose特有の広がるような臨場感のあるサウンドをさらに底上げしてくれます。

高域の量感は特に変わらない印象ですけど、音の輪郭はよりクッキリとしている印象を受けます。

あとは定位感も定まって、どの方向からどんな音が鳴っているかを少し把握しやすくなったようにも感じます。

今回Bose QuietComfort Ultra EarBudsとQuietComfort EarBuds(第2世代)の2つで試しましたが、どちらも同じような変化になりましたね。

またイマーシブオーディオをONにした時の臨場感もさらにプラスされていて、純正イヤーピースと比べてより映画館で見ているかのような迫力に近づけてくれます。

ただ良くも悪くも音圧がアップしてハデめな音に変化するので、Boseらしい”柔らかく広がる豊かな音”のような感覚薄れる感じはあります。

BGM感覚でBoseサウンドしっとりと聴きたい場合は純正イヤーピースの方がいいかもしれませんが、音楽主体でノリ良く楽しく聴きたい時はCrystalを使ってあげた方が良いと思います。

ボク的にはどっちが好みというよりは、どっちもアリだな〜って感じでしたね。どっちの音も好き。

気になる点

最後に気になる点ですが、純正イヤーピースと比べて表面に耳垢が付着しやすいという点でしょうか。

LSRという素材の特性上仕方がないのですが、指で払っても耳垢が取れにくくて、気になる場合はウェットティッシュで拭いてあげる必要があります。

SednaEarfit Crystal for BOSE Earbuds まとめ

よかった点
気になる点
  • 耳から落ちる気がしなくなる
  • 長時間着けていても
    耳が痒くなりにくい
  • Boseの音に締まりと
    躍動感を加えてくれる
  • 耳垢や汚れが付着しやすい

ブラックフライデーセールでQuietComfort EarBudsシリーズを購入された方や、現状Boseのイヤホンを使っているけど装着感や音質に不満がある方は買ってOKだと思います。

ボクもQuietComfort Ultra EarBudsのメインイヤーピースとして使っていこうと思います。

やっぱり装着感の安心感がスゴイもの……耳から落ちる気がしない。その上で耳も痒くなりにくいから最高ですよ。

音質は正直好み次第かな〜と思いますけど、躍動感のある音になってよりロックやポップスを楽しく聴けますね。

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