Astell&Kern A&norma SR35 レビュー|ポケットサイズのハイエンド!SR25 MK2との比較も

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こんにちは、元イヤホン屋のかじかじです。 イヤホン・オーディオの情報を発信していますので @kajet_jt ←よければフォローお願いします。

Astell&Kernから、2023年5月20日発売の大人気最新DAP、A&norma SR35をレビューします。今回はレビュー用に提供いただいたものになります。

僕も前作のSR25 MK2を所持していますけど、前作と比べてけっこう進化しているみたいですね。

今回はこちらのSR35を1週間ほどガッツリ使ってみましたので、SR25 MK2とか、DACのAK HC2やHC3との比較とか、良いところと気になるところ、まとめてレビューしていきたいと思います。

ぜひ最後までご覧ください。

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目次
かじかじ
元イヤホン専門店スタッフ
オーディオ販売歴9年。元々イヤホン専門店で店長やWEBマーケを担当してました。

イヤホンをレビューすることは空気を吸うようなものだと思ってます。


2024年1月時点で月間100万PV。
YouTubeチャンネル登録者は7万人ほど

A&norma SR35 概要・スペック

それではまず、A&norma SR35の概要をお伝えしていこうと思います。

SR25MK2からSR35になってグレードアップしたポイントは、主に次の5つです。

SR35の進化ポイント
  • CS43198 Quad DACを搭載
    →DACが4つ搭載になり、本体設定でDualとQuad、2つのDACモードをスイッチングできるように 
  • ゲイン切り替え機能を搭載
    →ノーマルゲインとハイゲインの2種類から選べるように 出力もさらにパワーアップ
  • 進化した「TERATON ALPHA(テラトン・アルファ)」
    主要回路を一体化した究極のサウンドソリューションで、電源ノイズの除去、効率的な電源管理、歪みの少ない増幅が可能
  • A&ultimaライン(SP1000やSP2000などのフラグシップ)で採用された新世代アンプ技術を搭載
    →10万クラスでありつつハイエンド級のハイレベルサウンドを体感できるように
  • 最新UI/UXを採用
    →クリムゾンをテーマにしたUI/UXに一新

と、こんな感じで結構進化してます。

DAC4つ搭載はすごいですね。しかも本体設定でスイッチングができるとか。基本Quadで使いそうな予感がします。ここら辺も音質面でチェックしていきます。

個人的にはゲイン設定を選択できるようになったのは地味にうれしいですね。

スペックで比較すると、以下の通りです。

モデル名A&norma SR35A&norma SR25MK2
カラーCharcoal GrayDark Silver
対応ファイル形式WAV, FLAC, WMA, MP3, OGG, APE, AAC, ALAC, AIFF, DFF, DSF, MQAWAV, FLAC, MP3, WMA, OGG, APE, AAC, ALAC, AIFF, DFF, DSF, MQA
対応サンプリングレートPCM最大 : 384KHz (16/24/32bit), DSD最大 : DSD256 (11.2MHz/1bit) ステレオPCM最大 : 384KHz (16/24/32bit), DSD最大 : DSD256 (11.2MHz/1bit) ステレオ
CPUQuad-coreQuad-Core
再生時間約20時間
FLAC, 44.1KHz/16bit, Vol.50, LCD Off, Unbalanced, Normal Gain, Dual DAC
約20時間
FLAC/44.1kHz/16bit,ボリューム50, EQオフ, 画面オフ
内蔵メモリ64GB [NAND] ※システム領域を含む64GB [NAND] ※システム領域を含む
DACCiruss Logic CS43198×4 (Quad-DAC)Cirrus Logic CS43198×2 (Dual DAC)
アウトプットレベル[ノーマルゲイン] アンバランス 2.1Vrms / バランス 4Vrms (無負荷)
[ハイゲイン] アンバランス 3.1Vrms / バランス 6Vrms (無負荷)
アンバランス2.0Vrms
バランス4.0Vrms (負荷無し)
Wi-Fi802.11 a/b/g/n/ac (2.4GHz/5GHz)IEEE 802.11 b/g/n(2.4GHz)
BluetoothV5.0 (A2DP, AVRCP / Qualcomm® aptX™ HD, LDAC)4.2 (A2DP, AVRCP / SBC, AAC, aptX™, aptX™ HD, LDAC)
S/N比127dB @ 1kHz, アンバランス
130dB @ 1kHz, バランス
122dB @1kHz(アンバランス)
124dB @1kHz (バランス)
THD+N0.0005% @ 1kHz, アンバランス 0.0006% @ 1kHz, バランス0.0006% @1kHz (アンバランス) 0.0005% @1kHz (バランス)
クロストーク-133dB @ 1kHz, アンバランス
-145dB @ 1kHz, バランス
-138dB @1kHz (アンバランス)
-144dB @1kHz (バランス)

Wi-Fiが5GHz帯に対応したんですよ!これ地味にありがたい!

ルーターが1階にあって、仕事部屋が2階なんですけど、AKのDAPだけ5GHzに対応していないから、今までWi-Fiが届かなかったんですよね。

ストリーミングを満足に聴けなかったんですけど、これで問題なく試聴できそうです!

あとアウトプットレベルとS/N比がめちゃくちゃ向上していますね。これは音質面も出力面も期待できそうです。

A&norma SR35 外観・付属品

概要はこんなところにして、さっそくSR35を開封していきましょう。

パッケージはいままでのエントリーモデルらしい小さめでシンプルなデザインですね。

開封するとこんな感じ。

付属品一覧
  1. USB Type-Cケーブル,
  2. 画面保護シート(画面/背面)x各2,
  3. microSDカードスロットカバー
  4. マニュアル

本体はSR25から同じ、液晶画面が少し斜めに配置された特徴的なデザインになっています。

斜めのディスプレイは健在

SR25MK2と全く同じように見えますが、実は細かいところでデザインが変更されています。

まずカラー、前作が「Dark Silver」で少し明るめの色だったのに対して、今作は「Charcoal Gray」と少し暗めの色になっています。

左:SR35、右:SR25 MK2

服を選ぶときもCharcoal Grayを好んで選ぶタイプなので、この配色はありがたい。

ボリューム部。溝がSR25MK2の場合、少し斜めに入っているのに対して、SR35は溝が真っ直ぐになっています。

左:SR35、右:SR25 MK2

正面から見ると、ボリュームノブの造形も異なります。

左:SR35、右:SR25 MK2

ボリュームの回し具合も、SR25MK2がコリコリという音で少し軽めに回るのに対して、SR35はどちらかというと「カチカチ」寄りで若干重ための回し心地。静音性も若干高くになってますね。

ボリュームノブはできるだけ抵抗があったほうが高級感がある感じがするので、こちらもSR35の方が好き。

右側面、SR25MK2はフラットなのに対して、SR35は角張ったデザインになっています。

左:SR35、右:SR25 MK2

左側面。ボタンのデザインも若干変更されていますね。SR25MK2は電源ボタンだけ少し突起があって、他のボタンはフラット。SR35は全ボタンが突起のあるデザインになっていて、電源ボタンだけ天面が平らになっています。

左:SR35、右:SR25 MK2

天面。ここはどちらも変わりなし。左から3.5mmジャック、4.4mmバランスジャック、2.5mmバランスジャックが並んでいます。

左:SR35、右:SR25 MK2

4.4mm側はちゃんとGNDも接続されているみたいなので、AK PA10も問題なく使えます。

底面。こちらもほぼ変わりなし。充電兼データ転送用のUSB-Cポートと、SDカードスロットが並んでいます。

左:SR35、右:SR25 MK2

背面は一緒のように見えてちょっと違う!

カーボン調の模様が、SR25MK2は六角形なのに対して、SR35は細かな四角形が散りばめられている感じなっています。

左:SR35、右:SR25 MK2

デザインは細かく変更されていますけど、まあ好みの問題かなという感じですかね。

やはり同価格帯のDAPと比べて、このコンパクトさが同シリーズの魅力でもありますね。ポケットにもスッポリと収まりますし、重たくないですしね。

今回はケースも一緒にお送りいただいてます。

ケースはイタリアのポリウレタンメーカーで製造された素材を採用しているみたいで、レザー風のデザインになっています。

SR25MK2と同じ素材ではあるみたいなんですけど、SR25MK2のケースはシワがなくてツヤッとしていて、SR35はシボ加工っていうんですかね? 全体的にシワ感が増えたような感じでグリップ力も少しだけ上がってる感じがします。

左:SR25 MK2、右:SR35

単体で8980円もしますが、8月31日までe☆イヤホンとフジヤエービックさんでケースプレゼントキャンペーンをやっているので、買うならどちらかで購入した方が良いですよー。

最後に重さは、SR35が183.9g、SR25 MK2が177.9gとやや重たくなっています。

SR35
SR25 MK2

A&norma SR35 レビュー

それではSR35をしばらく使ってみましたので、詳細なレビューをしていきたいと思います。

UIがスタイリッシュに!

操作画面ですが、フラグシップモデルのSP3000にも採用されているUIがSR35にも採用されて、スタイリッシュになりました。

CD風アルバムアートがかっこいい

アルバムアートがCDに入っているかのように表示されるのがめちゃくちゃ良い!

純正アプリではスルスルと動いてくれるので、操作性にもとくに不満はなしです!

また、地味な変更点ですが、SR25 MK2の場合、『アーティスト』→『アーティスト名選択』→『アルバム選択』した時点で音楽が1曲目から再生されてしまって、はじめに選曲ができなかったんですけど、

今回はアルバム選択→選曲とできるようになってました。

地味だけどありがたい仕様変更です。

ストリーミングについて

次に、ストリーミングサービスについて。

各サービスにアクセスする際、SR25 MK2だと、画面左側をスワイプ→サービス→Apple Musicと3ステップが必要でしたし、左のスワイプがなかなか反応しないことも多くてストレスだったんですよね。

画面左端からスワイプしないとストリーミングサービスにアクセスできない

SR35の場合、画面下に常時ストリーミングボタンが表示されていて、ストリーミングボタン→Apple Musicと2ステップでアクセスできるようになりました。

ストリーミングボタンが追加!

僕はほぼストリーミングメインで使う派なので、この仕様変更はめちゃくちゃありがたい!

もちろんApple Musicからハイレゾ音源をダウンロードして、本体に保存することもできます。

念のためですが、純正アプリではストリーミングでダウンロードした音源は聴けませんのでご注意ください。

Androidではなく独自UIだから余計な機能もないですし、音楽を楽しむために必要最小限の機能に抑えられているのもAKシリーズの良いところですねー。

ちなみにApple Musicの操作性は変わらないですかね?ちょっとだけSR35の方がスルスル動くような気がしなくもないですかね?

Apple Musicの操作性はそこまで変わらない

V-Linkを使えば、YouTubeも視聴できます。

V-LinkからYouTubeも高音質で視聴できる

PVとかライブ映像を高音質で聴きたい時に使えますよ!

設定について

まず設定についてですが、音質面に関わる設定は以下の3つがあります。

DAC設定

画面上部から下方向にシュッとスライドしてあげると、上部にメニューバーが表示されます。

画面上から下にスワイプするとメニューバーが表示される

そこに「DAC」という項目があるのですが、そこをタップすると「Dual」「Quad」の切り替えができます。

設定画面からDACの項目に入ると、こんな感じ。4つのDACが並んだカッコいい表示画面ですね。

DACの設定画面かっこよくね?

「Quad」にすると、音の描写や粒立ちがより向上して、横方向に広がっていた音もさらに縦にも広がるような感覚になりましたね。

どうせだったら常時「Quad」にしておいた方が良いと思います。

その分本体が熱くなりやすかったり、バッテリーの減りも早くなりますけど、音質が良くなるならそんな些細なことはどうだっていい!

この項目ではデジタルフィルターの変更もできるようになっていて、音の傾向を若干変えることができます。

個人的には「Phase Compensated Fast」が音の広がりや粒立ちが良く、SR35らしさを出せているように感じたので、この設定にしています。

アンプ設定

次にアンプ設定ですが、こちらもメニューバーか設定画面から「Normal」と「High」の2つから選べます。

今作からゲインの切り替えが可能に!

これは合わせるイヤホンやヘッドホン次第なのでなんともですが、僕の環境では少し鳴らしにくいものが多いので、基本「High」にしています。

Highで使ってみた感覚ですが、HD660 S2のような300Ωクラスだともう少し出力は欲しいように感じましたが、T3-01は完全に鳴らし切れているような感じでしたね。

音圧感度次第ですが、100Ωクラスなら問題なくドライブできそうです

イコライザー設定

イコライザー設定も超細かく調整できます。

イコライザーも超細かく設定できるけど、DAPのイコライザーは使わない派

ただ、DAPの場合は基本何もいじらない方が好きだったりするので、個人的にはOFFにしています。

音質|もはやハイエンドクラス

そのA&norma SR35の音質ですが、SR25MK2よりかなり良くなってます

今回のようなバージョンアップの場合、よーく聴き比べて「あ〜新モデルの方がちょっと良くなってるかな?」っていう感想のものが多かったりするんですけど、SR35は明らかにレベルが上がってますね

検証環境は以下の通りです。

検証環境
  • イヤホン:IE 900 (バランス接続)、MA910SB(バランス接続)
  • ヘッドホン:TAGO-STUDIO T3-01(アンバランス・バランス接続)
  • 設定:「Quad DAC」「Highゲイン」「Phase Compensated Fast」

音の特徴は次のとおりです。

音の特長

4.5

音質

音の傾向
狭い
広い
硬め
柔らかめ
分析的
余韻重視
繊細
迫力
楽器寄り
ボーカル寄り
低音寄り
フラット
高音寄り
  • 音質:従来のSRシリーズらしくボーカルの質感が凄まじい!同価格帯のDAPのなかで聴き比べても、SR35だけ声に対する質感がズバ抜けて良いですね。マイクに入る息遣いから、声が消え入る細部の細部まで余さず描写して、目の前で歌っているかのような感覚を同価格帯の中で一番リアルに味合わせてくれます。かつて声DAPといわれたSR15をさらに洗練させたような感覚ですね。また、SR25MK2よりも低域〜高域にかけてのレンジや解像度が明らかに向上して、声だけでなく楽器隊も細かな音まで描写できるようになった感覚があります。
  • 解像度:S/N比が高い影響か、ノイズ感がとても少なくて細部にわたる音像がビシッと定まっているような感覚。モニター系のように解像度お化けでありつつも、分析的にさせすぎずに楽曲としての自然さを残しています。こちらもSR25MK2と比べても解像度は明らかにアップしています。
  • 傾向:AKシリーズにしては音が硬くなりすぎず、ナチュラル傾向で高解像度でありつつも自然に聴かせるような感覚。傾向はSR25MK2と変わっていないかも。どんな曲でもボーカルラインが際立つので、どんな曲でもPOPにならしますね。楽器帯隊フラットな距離感で聴きたい時には向いていないかも。
  • 音場:ボクの設定ではSR25MK2よりも音の広がりが少し向上しているように感じました。DACをQuadすると横方向だけでなく縦方向にも少し広くなりますね。

得意なジャンル

  • ポップス
  • アニソン
  • 女性ボーカル全般

最近YOASOBIにハマっているんですけど、T3-01で聴いた時のボーカルのikuraさんの声の質感が、同価格帯のDAPと比べても明らかに質感が高いんですよね。同帯域のシンセサイザーの音も得意で、かなり音数が多くてスピーディな曲でも全部耳で拾えるんですよ。「アイドル」のサビのテケテケとしたシンセサウンドも全部耳で追えますよ。

感覚的には10万円以下のミドルクラス帯から、10万円以上のハイエンドクラスにグレードアップしたかのよう。

それでいてコンパクトな筐体のままだからSR35はすごいんですよ。

今回検証した中で一番相性が良かったのが「T3−01」。

解像度の高さとボーカルの立ち上がりの良さが、SR35とマッチしており、同価格帯のDAPのなかではT3-01が一番イキイキとしていたように感じました。AKとTAGOはいつも相性が良い。

MA910SBのような1万円クラスのイヤホンでも、その特性をしっかりと引き出してくれますね。むしろMA910SBってボーカルが少し引っ込みがちなので、SR35に合わせてあげればちょうど良いバランスになってくれます。

AK HC2 / HC3と比べると?

AK HC2やHC3とも比べてみました。

AK HC2はSR25MK2と比較したときは、「価格差めっちゃあるのに、音質そこまで変わらないんじゃね?」とか思ってましたけど、「SR35の方が明らかに良いな」ってなりましたね。

もちろん音質に対するコスパで見ればAK HC2の方が良いですけど、価格を気にしなければ、音の描写力の細かさやノイズの少なさなど、あらゆる面でSR35の方が上です。

逆にAK HC3で3.5mm接続で比べた場合は、SR35の方が良いけど大きな違いは感じにくいように思いました。

SR35は3.5mm側はそこまで強化されているような感じがなくて、SR25MK2と比較しても実力差はそんなにないんですよね。

SP2000Tと比べると

SP2000Tと比べてしまうと、さすがに敵いませんでしたね。SP2000Tの方がもっとレンジが広く、音に深みがあって、より滑らかでスゴみのある音です。

ただ、解像度感や声の質感だけにフォーカスすれば、そこまで変わらないのでは?というレベルまで達している気がします。

ここまでいくと、SE180とそこまで変わらんのじゃね?って思ってきますね。

SR35をエントリー〜ミドルクラス機と思わない方が良いです。どちらかというとハイエンド寄りのコンパクトなDAPです。

その他機能

そのほかの機能もあわせて紹介します。

USB-DAC機能

まずはパソコンと接続して、USB-DACとして使うことができます。

据え置きのヘッドホンアンプを持っていなくても、SR35ひとつあれば高音質でパソコンの音源を聴けますね。

BT Sink

BT Sinkは、SR35をBluetoothレシーバーとして使うことができるようになります。

Bluetooth接続なので音質の劣化はありますが、スマホ音源を気軽に聴きたい時なんかに使えます。

AK File Drop

AK File DropはUSBケーブルで接続しなくても、Wi-Fi経由で音楽ファイルを伝送できるようになる機能。

事前設定があるので、細かい設定は公式サイトを見た方がよきです。

https://www.iriver.jp/support/faq_1012.php

その他の機能

そのほかにもRoon readyとか、CDリッパーとかもありますが、ネットワークオーディオとかRoonは、現状ボクの環境では整っていないので割愛します。

また、そのうち環境を作ります。

A&norma SR35 まとめ

総合評価

4.8/5

A&norma SR35

  • ポケットサイズなのにハイエンド級の音質
  • ノイズ感がとても少ない
  • 前作と比べて出力も向上
  • 女性ボーカル者が非常に得意
  • ストリーミングへのアクセスがしやすい
  • Wi-Fiの5Ghz対応は地味に嬉しい
  • 3.5mm接続時だと前作との違いはそこまでない

4.5

音質

4.5

携帯性

4.0

拡張性

4.5

利便性

音の傾向
狭い
広い
硬め
柔らかめ
分析的
余韻重視
繊細
迫力
楽器寄り
ボーカル寄り
低音寄り
中音寄り
高音寄り
こんな人におすすめ
  • 予算10万円ほどでDAPを探している
  • 音質はハイエンド級を求めているけど、携帯性も重視したい
  • ポップスやアニソンなどボーカルものを中心に聴く

ハイエンドクラスの音質をこの小さい筐体に凝縮したような感覚で、まさにポータブルDAPの理想系ですよ!

ベンチマーク用としては他のDAPを使うと思いますけど、プライベートで使うDAPとしてはSR35をメインでしばらく使うと思います。

試聴する際は「Quad DAC」「Highゲイン」「Phase Compensated Fast」でバランス接続で聴いてみてほしいです。

SR25MK2ユーザーも、他メーカーを愛用しているユーザーも、ぜひ一度聴いてみてください。ふつうに買い替えてもOKレベルです。

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