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【音質特化型!】TANCHJIMブランド初のオープンイヤー型完全ワイヤレスイヤホン「REVO」を試してみた!

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こんにちは、元イヤホン屋のかじかじです。 イヤホン・オーディオの情報を発信していますので @kajet_jt ←よければフォローお願いします。

今回は中国の人気オーディオメーカー「TANCHJIM」より、同社初のオープンイヤー型完全ワイヤレスイヤホン「REVO」を紹介します。

特徴はこちらの通りです。

TANCHJIM REVOの特徴
  • 18×11mmのトラック型ロングストロークダイナミックドライバーを搭載
  • 音量に応じて高域と低域のバランスを補正する「動的周波数特性補正」
  • Bluetooth 6.0+LDACに対応
  • 2台同時接続(マルチポイント)に対応
  • TANCHJIM Appで9バンドPEQ・サウンドプリセット・プリセット共有コミュニティが使える
  • 液体シリコン製イヤーフックと片側約9gの軽量設計
  • イヤホン本体はIPX4の防滴に対応
  • 再生時間はイヤホン単体で約9.5時間、充電ケース併用で合計約30時間

これだけの性能を持ちつつ、価格は1万円以下とコストパフォーマンスにも優れたイヤホンとなります。

今回はメーカーさんより紹介用に提供いただいたので、実機を使ってどれほどの実力なのか検証していきましょう。

提供:TANCHJIM

目次
かじかじ
元イヤホン専門店スタッフ
オーディオ販売歴9年。元々イヤホン専門店で店長やWEBマーケを担当してました。

イヤホンをレビューすることは空気を吸うようなものだと思ってます。


2024年1月時点で月間100万PV。
YouTubeチャンネル登録者は7万人ほど

YouTube版はこちら

TANCHJIM REVO 外観・付属品

それではTANCHJIM REVOの外観や付属品をチェックしていきましょう。

パッケージ

TANCHJIM REVOのパッケージはこちら。てんきちゃんはどこ〜〜〜〜。

開封するとこんな感じ。

付属品

付属品一覧
  1. イヤホン本体
  2. 充電ケース
  3. USB Type-Cケーブル
  4. マニュアル・保証書

充電用のケーブルについてのコメントをここに。

充電ケース・本体

充電ケースはこちら。

マットな質感の美しい純白ケースとなっております。パッと見はTANCHJIMブランドの石鹸。

側面から見るとこんな感じ。そこまで厚みもないのでポケットに入れても膨らみが気にならないです。

手のひらに乗せてみたらこんな感じ。

充電端子はUSB-C。ワイヤレス充電は非対応です。

充電ケースを開けるとこんな感じ。

取り出しやすさはふつう〜かな〜。

イヤホン本体はよくあるイヤーフック式。耳の形状に沿う構造で、フック部分には柔らかい液体シリコンが使われています。

イヤーフック部もしなやかで耐久性も高そうです。

内側はこんな感じ。ドライバー部だけ耳穴に近づけるため少し出っ張った構造になっていますね。

スピーカー部には18×11mmのトラック型ドライバーが入っています。一般的な円形ドライバーより放射面積を稼ぎやすい形状で、耳をふさがない構造でも低域を出しやすくする狙いがあるとのこと。

最後に重さはこんな感じ。

本体は9gを切っていて軽めですね。

TANCHJIM REVO スペック

TANCHJIM REVOのスペックはこちら!

項目TANCHJIM REVO
型式オープンイヤー型(イヤーフック式)
完全ワイヤレスイヤホン
ドライバー構成18×11mm トラック型
ロングストロークダイナミックドライバー
BluetoothバージョンBluetooth 6.0
対応コーデックSBC、LDAC
マイク全指向性MEMSマイク
マルチポイント対応(2台同時接続)
連続再生時間イヤホン単体:約9.5時間
充電ケース併用:合計約30時間
※音量50%・デフォルト状態での測定値
充電端子USB-C
防水規格IPX4
※イヤホン本体のみ。充電ケースは対象外
質量片耳:約9g
専用アプリTANCHJIM App
(PEQ/サウンドプリセット/プリセット共有コミュニティ)
その他機能動的周波数特性補正
カスタマイズ可能なタッチ操作
カラーホワイト

TANCHJIM REVO レビュー

装着感|音質重視モデルとしては軽快

TANCHJIM REVOの装着感についてですが、音質重視モデルとしては軽快で、長時間装着していても耳に痛みが発生しにくいように感じました。

実際に装着してみるとこんな感じ。

前から見るとこんな感じです。

本体が軽いおかげで、耳への負担がかなり少ないですね。

イヤーフックが少し内側に沿って伸びている形状のおかげで安定感も高く、メガネをした状態で頭を振ったり、軽く走ってみたりしても耳から落ちる心配が少ないですね。

メガネ+マスクの併用をしない限りは十分快適に使えるかと思います。

装着感(4.5)

音質|ボーカルを軸とした柔らかなサウンド

TANCHJIM REVOの音質についてですが、1万円以下のモデルとしては非常に音質が良いと思います。個人的には今まで試した中ではトップクラスでした。さすがTANCHJIM。

チューニングについては、B&K 5128の拡散音場ターゲットを参考にしているとのこと。といってもHiFi志向のユーザーだけに向けた製品ではなく、通勤や運動、デスクワークまで日常使いを想定した幅広い層向けにチューニングをしているようです。

TANCHJIM REVOの音の特長は次のとおりです。

音の特長

4.1

高音

4.2

中音

4.0

低音

音の傾向
狭い
広い
硬め
柔らかめ
分析的
余韻重視
繊細
迫力
楽器寄り
ボーカル寄り
低域寄り
中域寄り
高域寄り

音の傾向

音の傾向は柔らかめのボーカルを軸とした美音系サウンド。

バランス的には中音域を軸としたわかりやすい「かまぼこ型」のチューニングになっているように感じました。

オープンイヤー型だと屋外での使用をメインとしているものが多いため、低音と高音を強調させたドンシャリ型のサウンドのものが多いなか、REVOは珍しいチューニングになっているように感じましたね。

音場

音場は並といったところでしょうか。特別広くもなく狭くもなく。

定位はややフワッとさせた感覚でスピーカーライクに聴かせるようなバランスになっています。

高音

高域は刺激が少なくしっとりと聴かせながらも、その輪郭はしっかりなぞれており、粒立ちの良さもある程度確保できています。質感がとても柔らかく聴き疲れがほとんどしなさそうな感じ。

ただ、カチッとさやキラッとさはなく、サラッとマイルドに鳴らしてきます。そのため、シンバルやハイハット、ギターなどのジャキっとした刺激が欲しい方には合わないとは思います。

LDACで聴けばもう少しカリッと感は出ますね。

中音

中音域はあらゆるオープンイヤー型のイヤホンと比較してもかなり質感は高いと思います。

中音域の情報量がとても多く、高域側の声のハリの良さから、やや低域側の吐息まで、声の成分のある帯域を広く確保して、とても艶めかしく温かみと実像感のある歌声を聴かせてくれます。

同価格帯どころか1万円台後半のオープン型イヤホンと比較しても、REVOの方がボーカルの質感は高く感じます。

低音

反面、低音は控えめ。ある程度中低域側には量感があるのでスカスカというわけではないですが、タッチが柔らかく迫力はそこまでありません。

屋外でのジョギングやジムだと環境音に負けてしまって音がスカスカになる可能性が高いので、スポーツ目的メインで使う場合はイコライザーで低音を強くしてあげた方がいいと思います。

おすすめのジャンル

やっぱり女性ボーカルものがドンピシャ。J-POPやアイドル、アニソンなどがおすすめ。

質感が全体的に柔らかめなのでロックやEDMはそのままだと合わないですが、イコライザー設定である程度は解消できます。

音漏れについて

音漏れもチェックしましたが、特に指向性を定めたり、外の音漏れに対してノイキャンを加えたりするような機能は備わっていないため、わりとふつうに音漏れします。

ただ、カフェなどある程度ガヤガヤした場所であれば、音漏れが環境音に埋もれるとは思いますので、よほど大きな音量で聴かない限りはあまり気にしなくても良いかと思います。

電車や静かなオフィスで使う場合は要注意です。

音漏れ(3.5)

操作性について

TANCHJIM REVOの操作はタッチパネルでの操作になっています。

タッチするたびに感圧センサーかのように「カチッ」としたクリック音を鳴らしてくれるので、ちゃんとタップできているかどうか分かりやすく操作しやすいです。

操作方法一覧は次のとおりです。

項目操作方法(デフォルト)
再生/停止L or R側を2回タップ
曲送りR側を長押し
曲戻しL側を長押し
音量を上げるアプリで割り振りが可能
音量を下げるアプリで割り振りが可能
音声アシスタントL側をトリプルタップ

アプリでも操作の割り振りを自由に行えますが、割り振れる項目は上記のみとなります。

操作の割り振りの際も「左耳」「右耳」「任意の耳(左右)」の3つの項目から、ダブル・トリプル・長押しの3つに対して割り振りができるので自由度はなかなか高めです。

欲を言えばイコライザーの切り替えなどができればうれしかったですね。

アプリについて

TANCHJIM REVOは専用アプリ「TANCHJIM App」に対応しています。

アプリでできることは次のとおりです。

アプリでできること
  • LDACのON(iPhoneでも切り替え可能)
  • 公式プリセット
  • ゲーム向け音質
  • 音質コミュニティ
  • カスタム音質
  • その他の機能

公式プリセット

公式プリセットはデフォルトサウンドの他に、5つのプリセットが用意されています。

いずれも変化は自然で大きくバランスを崩したりしないので、ちょっと低音が強い方がいいとか、ボーカルを凹ましたいと感じた場合は、まずはここから触ってみるといいですよ。

ゲーム向け音質

ゲーム向け音質では「コールオブデューティーモバイル」や「原神」など、各ゲームに最適化したイコライザー設定も用意されています。

ゲーミング「戦術」モードでは「足音」や「銃声」の定位がわかりやすくなるチューニングが用意されているので、FPSゲーマーにもおすすめです。低遅延モードももちろん搭載。

音質コミュニティ

この「音質コミュニティ」は、かなり使える機能ですよ。

REVO向けに有志の方が作成したチューニングを適用できます。

公式で作成したものではないので、中には極端なチューニングのものもありますが、REVOで気になった点を絶妙に解消してくれるチューニングもありました。

個人的には一番☆(お気に入り数)が多かった「HIFIMAN SUSVARA」がよかったです。SUSVARAって60万円くらいする有線ヘッドホンなんですけど、その周波数特性をそのまま反映したんでしょうかね。

REVOで気になっていた低音の量感の薄さや柔らかさを解消して締まりある低音を出しつつ、高域は少しカリッとさせた感じに。そしてボーカルの質感はそのままに少し距離を遠くしたような感じで、かなり好みのチューニングに変化しました。

こちらはぜひ使ってみて欲しい機能です。

カスタム音質

カスタム音質の項目では、PEQ(パラメトリックイコライザー)の設定が可能です。

これはマニア向けの超細かく設定できるカスタムイコライザーみたいな感じですね。調整する周波数帯からゲイン・Q値まで細かく設定できるので、わかってる人が使えばほんとに好みの音に近づけることができます。

ちなみに先ほど「HIFIMAN SUSVARA」のPEQを見てみたら、やばいほど細かな設定になっているではありませんか……。ここまではできねぇ……。

こちらでイコライザーを作成して、コミュニティに投稿することもできますので、興味がある方はぜひ試してみてください。

マルチポイントの挙動について

TANCHJIM REVOは2台同時接続に対応。スマホとPCなど、2台の機器を切り替えながら使えます。

ただし、LDACとマルチポイントの併用ができません。

音の遅延|低遅延モードも搭載

音の遅延については動画を見る分には問題ナシ。

低遅延モードも搭載しているため、遅延をある程度減らすこともできます。さすがに有線イヤホンほどの遅延の少なさは実現できませんが、ワイヤレスイヤホンとしては遅延は少なめなように感じましたね。

ゲーム用のプリセットも用意されているので、耳を塞がないゲーミングイヤホンとして使うこともできます。

通話品質

TANCHJIM REVOは全指向性のMEMSマイクを搭載しています。

マイク音声も実際に録音してみました。以下の音声をよければチェックしてみてくださいね!

TANCHJIM REVO まとめ

TANCHJIM REVOをまとめると以下のとおりです。

総合評価

4.7/5

TANCHJIM REVO

  • 1万円以下としてはオープン型トップクラスの音質
  • ボーカルの質感がとても高い
  • 軽量かつ安定した装着感
  • 高音の刺激が少なく、長時間でも聴き疲れしにくい
  • 「音質コミュニティ」で有志のチューニングを
    自由に試せる
  • ゲーム向けプリセットと低遅延モードを搭載し
    ゲームにも最適
  • 音漏れは相応にあり
  • 低音が控えめで、屋外で環境音に負けやすい
  • LDACとマルチポイントの併用ができない

4.1

高音

4.2

中音

4.0

低音

4.5

装着感

3.5

音漏れ

–

外音取り込み

4.0

マイク性能

4.0

利便性

Bluetooth6.0最大再生時間本体約9.5時間/
ケース込み約30時間
コーデックSBC / LDAC充電時間非公表
ドライバー18×11mm
ダイナミック
充電端子USB-C
専用アプリあり防水IPX4
※本体のみ
ノイズキャンセリング–質量
※片耳/ケース込
約9g/非公表
外音取り込み–ゲームモード◯
※低遅延モード
自動装着検出–空間オーディオ–
マルチポイント◯保証非公表

TANCHJIM REVOはこんな人におすすめ

TANCHJIM REVOは、オープンイヤー型に音質を求める人にこそ試してほしい一台でした。

中音域の質感はオープン型かつこの価格帯では頭ひとつ抜けていて、柔らかく艶のあるボーカルは「オープンイヤーだからこんなもの」という前提を裏切ってくれます。

装着感も軽いですし、長時間ボーカルものを中心に音楽に浸りたい時に最適です。なによりイコライザー機能が強すぎるので、好みの音にも仕上げやすいですし、ゲーミング機能も充実しているので、ゲームをオープン型でしたいという方にもおすすめです。

以上! TANCHJIM REVOのレビューをお送りしました。

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