【約1.8万円】CD風の超カワイイ4.4mm出力対応DAP「FiiO / Snowsky DISC」レビュー|HiBy W4との違いも解説

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こんにちは、元イヤホン屋のかじかじです。 イヤホン・オーディオの情報を発信していますので @kajet_jt ←よければフォローお願いします。

今回はFIIOより、CDプレーヤー風の円形タッチスクリーンを搭載した小型DAP「Snowsky DISC」をレビューします。

Snowsky DISCの特徴
  • CS43131デュアルDAC搭載のフルバランス回路
  • 3.5mm / 4.4mm デュアル出力に対応
  • Bluetooth 5.4 + LDAC対応でワイヤレスでも高音質
  • Wi-Fi / AirPlay対応でストリーミング再生も可能
  • USB-DAC機能 / USB-Audio機能も搭載
  • 最大約12時間の再生が可能なバッテリー
  • ブルー / ブラック / ピンクの3色展開
  • 価格は17,930円

以前紹介した「HiBy W4」はスマホとBluetooth / USB接続して使うDAC/アンプでしたが、Snowsky DISCはスマホがなくても単体で音楽を楽しめるのが大きな違い。

しかもこの見た目。CDプレーヤーをそのまま小型化したようなデザインで、アルバムアートがディスクのように回転表示されるギミック付き。ぎゃんかわ。

中身もCS43131デュアルDAC搭載のフルバランス回路で、4.4mmバランス出力時は最大280mW(32Ω)を確保しているので、見た目だけでなく音質面でも本格的です。

価格は17,930円と2万円を切っていて、W4(19,800円)よりも約2,000円安いのもポイント。

今回は先行で試したいがために、FiiOさんに交渉して紹介用に一時的にお借りできましたので、実機を使ってW4と比較しながらレビューしていきます。

製品はメーカーよりお借りしています

目次
かじかじ
元イヤホン専門店スタッフ
オーディオ販売歴9年。元々イヤホン専門店で店長やWEBマーケを担当してました。

イヤホンをレビューすることは空気を吸うようなものだと思ってます。


2024年1月時点で月間100万PV。
YouTubeチャンネル登録者は7万人ほど

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※動画は後日追加予定

Snowsky DISC 外観・付属品

Snowsky DISCのパッケージはこちら。ポップで可愛らしい感じ。

付属品一覧
  1. USB Type-C to Aケーブル
  2. ステッカー ×4枚
  3. マニュアル

付属品はシンプルですね。充電やUSB-DAC接続用のType-C to Aケーブルとステッカーのみ。USB接続用にUSB-C to Cケーブルは欲しかったな〜。

内蔵メモリーは非搭載なので、単体で音楽を聴くには別途microSDカードが必要です。

本体がこちら。正方形に近いコンパクトなボディに、1.8インチの円形タッチスクリーンが搭載。

CDプレーヤーのディスクをそのままスクリーンにしたようなデザインで、再生中はアルバムアートが回転するギミック付き。これがまたおしゃれ。

筐体はアルミ合金製で、実物は製品紹介画像以上に堅牢で造りが丁寧に感じますよ。ちゃっちさは感じないです。

カラーバリエーションはブルー、ブラック、ピンクの3色。どの色もポップで可愛い感じです。

HiBy W4と比べると、表面積はW4の方がコンパクトですが、Snowsky DISCの方が薄くポケットに入れてもぼっかりしにくいですね。胸ポケットにもすっぽりと入る大きさ。

底面にはUSB Type-C端子と、3.5mm / 4.4mmのイヤホン端子を搭載、SDカードスロット。このサイズで4.4mmバランス出力に対応しているのはありがたいです。

側面には再生停止 / 音量ボタンを搭載。

天面側には電源ボタンが備わっています。

重さは実測で77g前後。W4の93.3g(MagSafeアクセサリ込みだと約115g)と比べるとかなり軽いです。

Snowsky DISC 概要・スペック

項目Snowsky DISCHiBy W4(参考)
製品タイプDAP(デジタルオーディオプレーヤー)ポータブルDAC/アンプ
DACデュアル CS43131デュアル CS43198
ディスプレイ1.8インチ円形タッチスクリーン2.0インチタッチスクリーン
出力端子3.5mmシングルエンド / 4.4mmバランス3.5mmシングルエンド / 4.4mmバランス
最大出力3.5mm: 125mW / 4.4mm: 280mW(32Ω)3.5mm: 125mW / 4.4mm: 475mW(32Ω)
S/N比3.5mm: ≧117dB / 4.4mm: ≧129dB3.5mm: 125dB / 4.4mm: 126dB
THD+N3.5mm: 0.0008% / 4.4mm: 0.0004%3.5mm: <0.0008% / 4.4mm: <0.0006%
周波数特性20Hz – 80kHz20Hz – 90kHz
Bluetooth送信のみ:5.4 / SBC, LDAC受信のみ5.4 / aptX Adaptive, aptX Lossless, aptX-HD, LDAC, AAC, SBC
Wi-Fi2.4GHz / AirPlay対応非対応
ストレージmicroSD(最大2TB)※内蔵メモリーなしなし
対応フォーマットDSD128 / PCM 384kHz/32bitDSD512 / PCM 768kHz
バッテリー1450mAh / 約12時間1500mAh / 約5〜6.3時間
外形寸法約 68 × 68 × 12.9 mm約 66.15 × 65.1 × 21.5 mm
重量約 77.2g約 93.3g
価格17,930円19,800円

W4と比較すると、Snowsky DISCはバランス出力のパワーやBluetoothは送信のみではありますが、サイズ・重量の軽さ、microSDによる音楽再生、Wi-Fi / AirPlay対応など、DAPならではの強みがあります。

Snowsky DISC レビュー

音質|ニュートラルでクリアなサウンド

Snowsky DISCの音質ですが、17,930円のエントリークラスDAPとしてはふつうに良い仕上がりだと感じました。全然見た目だけじゃなく中身の本格的です。

音の特徴は次のとおりです。

音の特長

4.0

音質

音の傾向
狭い
広い
硬め
柔らかめ
分析的
余韻重視
繊細
迫力
楽器寄り
ボーカル寄り
低音寄り
フラット
高音寄り

音の方向性としてはFiiOらいしニュートラル寄りで、やや分析的な傾向。音の質としては少し硬めな印象ですが、かといって味気を全て削ぎ落とした感じでもなく、ほどよく味気はあります。

低域はタイトで膨らみすぎず、中高域は輪郭をクッキリと描くようなカッチリ系。スマホ直挿しと比べたら確実にワンランク以上は良い音です。

HiBy W4がニュートラルの中にも少し柔らかみを持たせた聴きやすい音だったのに対して、DISCはもう少しカチッとした輪郭のある音という印象です。

CS43131はCS43198とDACチップの差はありますが、実際の音を聴いてみると実力的にはほぼ違いは感じず音の傾向の違いのみという印象です。カチッとしている分Snowsky DISCの方がパッと聴きは少し解像度は高く感じますかね。

出力について

4.4mmバランス出力時の280mWという出力のため、一般的なイヤホンであれば問題なくドライブできるレベル。

ただし、W4の475mWには及ばないため、有線ヘッドホンだと機種によっては物足りなく感じることが多いかと。

基本的にイヤホンとの運用だったり、あとはこの前レビューした水月雨(MOONDROP)のOld Fashionedくらいであれば3.5mm接続でも問題ないですね。

このOld Fashionedとレトロっぽくも現代的なデザインの組み合わせがいいですね。2つで総額2万円ほどですけど、このセット普通に音がいいから「これでええやん」感すごいですよ。

USB-DACとしても使える

また、USB-DACとしても使えるので、そのままパソコンに繋げて、有線イヤホンやヘッドホンを使って高音質で音楽を聴くことも可能です。

外ではDAP、家の中では据え置きUSB-DACといった二刀流の使い方もできます。

スマホとも接続できるので、落ち着いた環境であればスマホとUSB接続をして、ストリーミングサービスを音質劣化なしで楽しむことができます。

USB Audioとしても使える

USB入力だけでなくUSB出力もできるため、Snowsky DISCから他のUSB-DACに繋げて運用することもできます。

ボクの愛用しているDC-Eliteも問題なく出力できました。ただ、めちゃめちゃバッテリーの減りが早いので、短時間で使用するか、バッテリー内蔵タイプのDACを使うかなどした方が良いと思います。

さらに同軸出力にも対応しているので、他の同軸入力に対応している外部機器とも接続できます。こんなコンパクトなDAPで同軸出力に対応しているのは珍しいですね。

Bluetoothの送信に対応

Snowsky DISCはBluetoothの送信に対応しているため、ワイヤレスイヤホンとの接続も可能です。

ただし、コーデックがSBC / LDACのみ。またスマホやLDAC対応のトランスミッターと比べると、LDACの接続が安定しにくいように感じますね。ふつうにブッチブチです。

どうしてもLDACで使いたい場合以外は、基本的にスマホ経由で使った方がストレスは溜まらないかと思います。

AirPlayが超便利

そして特に強みと感じた点が、AirPlayに対応しているという点

この機能を使えば、Android非搭載ながらもiPhoneからストリーミングサービスを無線でほぼ非圧縮で聴けるようになるんですよ。

使い方ですが、Wi-Fi設定で自宅のWi-Fiに接続します。

その後、「ストリーミング」から「AirPlay」を選べば、

自宅のネットワーク上に「Snowsky DISC」が表示されるようになります。

あとはiPhoneやMacから出力先を「Snowsky DISC」を選ぶことで、好きな音源を鳴らすことができます。

この方法で接続すればBluetoothレシーバーのような感覚で使えるのに、音源はほぼ損失なし&スマホでサクサク操作という最高な環境ができます。ここはW4にもない強みですね。

「iPhone 17 Pro → Apple Music → AirPlay」と「SDカード音源」で聴き比べてみましたが、SDカード音源と比べてAirPlayの方が少し柔らかく解像度が落ちたまろやかな音になりますね。

Bluetoothよりは緻密ではありますが、元のカチッとさが薄れるように感じますね。SD音源と比べても明らかに音質の差は感じます。

まあでもこちらの方がストリーミング音源を気軽に聴けますので、利便性重視で使いたい方にはありですよ。

ストリーミング音源で音質重視で聴きたい時はUSB接続、気軽に聴きたい時はAirPlayでいいと思います。

ちなみにAirPlay経由でも、ちゃんと元音源のジャケットを読み込んで表示してくれますよ。ありがたい。ただ、接続が不安定だと表示されません。

設定や操作性などは?

Snowsky DISCの操作は、1.8インチの円形タッチスクリーンで行います。

スワイプやタップで選曲・音量調整・設定変更ができます。画面は小さいですが、UIが直感的に作られているので操作しにくさはそこまで感じません。かといってスマホ並にサクサクというわけでもないですけど。

設定で変更できる項目は結構多いです。

設定でできること
  • ゲイン切り替え(Low / High)
  • イコライザー(8種類のプリセット)
  • デジタルフィルター切り替え
  • Bluetoothペアリング設定
  • Wi-Fi / AirPlay設定
  • USB-DACモード切り替え
  • 同軸デジタル出力 / USBオーディオ出力
  • スクリーンセーバー / ロック画面カスタマイズ
  • 歌詞表示
  • 画面回転
  • バッテリー保護機能

W4と同様にアプリ不要で本体だけで設定できるのがありがたいですね。

ギャップレス再生は?

音楽再生時にトラック間の無音部分をなくして、途切れなく曲を再生する「ギャップレス再生」についてですが、これ対応してないですやん。

アルバムの曲間が繋がらない

この機能がないと、アルバムの曲間で繋がっている部分がシームレスに繋がらず、一度ブツっと途切れてから曲が始まるのでめっちゃ気になるんですよ。

SDカードの音源メインで運用される方はギャップレス再生ができない点は要注意ですよ。

ちなみにAirPlayやUSB-DAC時はギャップレス再生されます。

プレイリストが1つまで

あとはボクは使わない機能ではあるのですが、プレイリストが一つまでしか登録できないといったユーザーレビューも見受けられます。

プレイリストをメインで使って再生などを行う場合は注意が必要です。

Snowsky DISC まとめ

総合評価

4.9/5

Snowsky DISC

  • ニュートラルでクセのないサウンド
  • CDプレーヤー風のおしゃれなデザイン
  • 3.5mm / 4.4mm両対応
  • 非常に軽量・薄型で携帯性がとても良い
  • USB-DAC / 同軸出力 / AirPlay / Bluetooth接続対応と多機能
  • 17,930円と手の出しやすい価格
  • Bluetooth接続が不安定
  • Bluetoothの受信はできない
  • SD音源再生時はギャップレス再生不可
  • USB-DAC接続時は挙動がやや不安定
  • プレイリストが一つまで

4.0

音質

4.5

携帯性

4.8

拡張性

4.5

利便性

音の傾向
狭い
広い
硬め
柔らかめ
分析的
余韻重視
繊細
迫力
楽器寄り
ボーカル寄り
低音寄り
フラット
高音寄り
こんな人におすすめ
  • スマホなしで単体で音楽を聴きたい
  • 予算は2万円以下
  • おしゃれな音楽プレーヤーを持ち歩きたい
  • 有線イヤホンを4.4mmバランスで鳴らしたい
  • プレイリストを使って再生することはない

使ってみた感想としては、めちゃめちゃ好印象でしたよ。満点から0.1点足りない理由はギャップレス再生に対応していないからです。

コンパクトだし、画面も綺麗だし、動作もサクサクだし、単体で聴いても音もいいし、4.4mmバランス出力も使えるし、USB-DAC代わりにも使えるし、BluetoothだけでなくAirPlayも使えるし、小型エントリーDAPとして欲しい機能が全て備わっています。

この多機能さや価格の安さ、そしてデザインも含めて、個人的にはHiBy W4よりも高く評価しています。これだけ多機能なのにW4より安いですしね。

初めてのDAP入門にもかなりおすすめですし、手軽に使えるサブ機としてもおすすめです。

今回はエミライさんに借りてレビューしましたけど買います。ふつうに気に入りました。

ケースも別売りで販売しているので、併せて検討してみてください。

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