【徹底比較】beyerdynamicの最新ワイヤレスヘッドホン「AVENTHO 200」が登場!AVENTHO 100や300と比べるとその実力は?

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こんにちは、元イヤホン屋のかじかじです。 イヤホン・オーディオの情報を発信していますので @kajet_jt ←よければフォローお願いします。

ヘッドホン界のドイツの御三家「beyerdynamic」より、ミドルクラスのワイヤレスヘッドホン「AVENTHO 200」を紹介します。

以前紹介したオンイヤー型の「AVENTHO 100」のオーバーイヤー版という感じでしょうかね。

ぱっと見は上位モデルの「AVENTHO 300」とよく似ていますが、あちらはSTELLAR.45ドライバーを搭載しているため、そこが大きな違いとなりそうです。

今回は代理店のメディアインテグレーションさんより紹介用に提供いただいたので、新製品のAVENTHO 200を中心に紹介しつつ、AVENTHO 100 / 200 / 300、それぞれ比較してそれぞれの違いを検証していきましょう。

PR:メディアインテグレーション

目次
かじかじ
元イヤホン専門店スタッフ
オーディオ販売歴9年。元々イヤホン専門店で店長やWEBマーケを担当してました。

イヤホンをレビューすることは空気を吸うようなものだと思ってます。


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beyerdynamic AVENTHO 300 外観・付属品

パッケージ

付属品

付属品一覧
  1. ソフトケース
  2. 3.5mm ヘッドホンケーブル
  3. USB-A to Cケーブル
  4. マニュアル

AVENTHO 300に入っていたゴツめのハードケースは付属しておらず、ソフトケースのみとなります。

この価格ならハードケースは付属させてほしかったかな〜。

本体

AVENTHO 200本体はこちら。やはりbeyerdynamicのヘッドホンはかっこいいですね。

ハウジングはマットな質感のフラットなデザイン。

左ハウジングはAVENTHO 200のロゴ入り、右ハウジングはタッチパネルが搭載されています。

AVENTHO 300とデザインはよく似ていますが、見比べるとAVENTHO 300の方がイヤーカップが少し大きいですね。

AVENTHO 100 / 200 / 300を並べるとこんな感じです。

イヤーパッドは程よくモチモチ。こちらもAVENTHO 300と素材は変わらなさそうです。

アーム部は段階式で調整可能。このアームの細さや質感も素晴らしい。

かなり小さくにも折りたたむことができるので、ハードケースを使わずとも付属のソフトケースでコンパクト携帯できます。バッグに入れても嵩張らないですね。

ヘッドパッドもイヤーパッドと同じような素材感ですね。

左ハウジング下部にはUSB-C端子とヘッドフォンジャック

右ハウジング下部には電源兼ペアリングスイッチ、外音モード切り替えボタンを搭載。

AVENTHO 300は右ハウジング下部にボタンや端子類が全て執着されていたので、少し仕様が異なりますね。

AVENTHO 300とぱっと見は同じですが、イヤーカップやボタンの配置、ドライバー部など細かな点で違いがあります。

最後に重さですが、295.5gです。

beyerdynamic AMIRON 100 / 200 / 300 スペック

製品名AVENTHO 100
AVENTHO 200

AVENTHO 300
ドライバー45mm ダイナミックドライバー45mm ダイナミックドライバーSTELLAR.45ドライバー
Bluetooth5.45.45.4
コーデックSBC、AAC、 aptX™ Lossless,
aptX™ Adaptive
SBC ,AAC, aptX Adaptive, aptX Lossless
LDAC?
SBC、AAC、 aptX™ Lossless,
aptX™ Adaptive、LE Audio
再生時間
※ANC ON時
最大40時間最大40時間最大50時間
充電端子Type CType CType C
急速充電15分で15時間の再生時間15分で16時間の再生時間10分で5時間の再生時間
防水
自動装着検出
低遅延モード-(LC3接続で低遅延にできる)
ノイズキャンセリングアダプティブ
ノイズキャンセリング
アダプティブ
ノイズキャンセリング
アダプティブ
ノイズキャンセリング
外音取り込み
3Dオーディオ
アプリ
価格
※市場想定価格
38,170円47,850円78,760円

AVENTHO 300 レビュー

装着感|硬めガッシリ系

AVENTHO 300の装着感ですが、悪くはないですけど価格帯を考えると硬めのようにも感じますね。

装着してみるとこんな感じ。デザインはスマートで好き。

前から見るとやや飛び出し感はありますね。

モニターヘッドホンのようなガッシリ系の装着感で、側圧もやや強めではありますね。

ただパッドの質感は上質なので、痛みはそこまで発生しにくいように感じましたね。

包み込まれるような優しい装着感が欲しい方は他にも選択肢はあるかな〜という印象でしたね。

装着感(4.0)

AVENTHO 200の音質|正統派beyerサウンド

AVENTHO 200の音質についてですが、正統派beyerサウンドをワイヤレスでそのまま楽しめるような感覚ですね。

AVENTHO 100や300と比較しても、200が一番音のバランスがよくて聴きやすいというか、一番モニターな音のように感じましたね。

今回の検証ではXperia 1Ⅵを使ってLDACで接続して検証しました。スペック表記がないのにLDACで接続できる理由が謎。

音の特長は次のとおりです。

音の特長

4.7

高音

4.7

中音

4.8

低音

音の傾向
狭い
広い
硬め
柔らかめ
分析的
余韻重視
繊細
迫力
楽器寄り
ボーカル寄り
低域寄り
高域寄り

音の傾向

音の傾向は分析的で原音を忠実に再現するbeyerらしいサウンドのように感じましたね。

AVENTHO 100や300と比較しても、このAVENTHO 200が一番モニターライクな音のように感じました。この音をノイズキャンセリング+ワイヤレスで楽しめるのは素敵。

足し引きのしないbeyerサウンド、大好きです。

音場・定位感

音場はオーバーイヤー型ということもあり、やや広めな印象。

オンイヤー型のAVENTHO 100よりも音が広く、俯瞰的。おおよそAVENTHO 300と同程度。

定位感もノイキャンワイヤレスヘッドホンとしてはとても良く、音の方向性や距離感がわかりやすくて、各方面に散りばめられた楽器の音をそれぞれ把握しやすいです。

低音

とくに素晴らしく感じたのは低音の質感。ベースラインは輪郭を保ちつつも立体感もある音で、リアルなベースの躍動感を再現してきます。

AVENTHO 300と同様にビックリするくらいベースラインがモニタリングしやすくて、意識せずに聴いてもベースがどのように弾いているかが手に取るようにわかります。

AVENTHO 300の方がよりレンジが広くて、低域が深く沈み込むような感覚があります。

AVENTHO 100や300はノイズキャンセリングON時は低音の量感が多くなりすぎてクドくなることもありますが、AVENTHO 200は量感が多くなりすぎずに程よいバランスを保てています。

中音

ボーカルはまさに原音を重視なサウンドという印象でしょうか。マイクを通じて録音された環境を忠実に再現するような感覚。

距離感も引っ込みもしすぎず、前にも出すぎず、ミックスされた通りに出てくるような感じ。まさに原音重視。

ボーカルのピークの作り方がとても上手で、あと少し伸ばせばキツイと感じるギリギリラインを突いてくる感覚がとても心地よいですね。

AVENTHO 300はさらに中域の解像度が高く、より歪みの少ないクリーンなボーカルを聴かせてくれますね。AVENTHO 100よりは音が団子になりにくいとは感じました。

高音

高域は今までのAVENTHOシリーズ同様に、鋭く刺激的に伸びつつも、不快感は感じない程度にはスポイルされている絶妙なチューニング。

レスポンスもとてもよく、キレの良さを感じられるサウンドで、シンバルやハイハット、アコギなどの音も録音環境応じて実直に鳴らすような感覚。

AVENTHO 300の方がさらにレンジが広く、AVENTHO 100は200と比べると、やや高域が伸び切らない感じはありますかね。

おすすめのジャンル

得意なジャンルはマジでなんでもいけます。ここまでなんでもいけるヘッドホンは逆に珍しい。ロック・ポップス・ジャズ・クラシック・メタル・ヒップホップ・EDMまでなんでもアリです。

総評

クオリティ的にはAVENTHO 300のやや下だとは思いますが、AVENTHO 200の方がノイズキャンセリングON時の音がよりニュートラルで好みの音のように感じましたね。

ちなみにノイズキャンセリング(外音取り込み)をOFFにするとフラット傾向、ONにすると低音が強調されやすくなります。ボクはノイズキャンセリングONの方が好みの音でしたね。

OFFだとパッド内の反響が気になるホワホワとした音になるんですよね。

USBオーディオも使える

USBオーディオも使えるので、パソコンやスマホとUSB-Cケーブルで繋げればBluetoothとは違って非圧縮で音楽を楽しめます。

ワイヤレス接続時よりもさらに音質がアップしますので、デスクトップ環境では積極的に使っていきましょう。

3.5mm接続で電源OFFにするとモッサリする

電源をOFFにして付属の3.5mmケーブルでアナログでの接続も可能ですが、モッサリとした音になってしまいますね。

デジタル接続を前提にチューニングが施されているようなので、基本的にはBluetooth接続がUSB接続をおすすめします。

ノイズキャンセリングや外音取り込み機能について

ノイズキャンセリングは価格を考えれば控えめの性能ですね。4〜5万円クラスのノイズキャンセリング性能が高いヘッドホンと比べると、弱めに感じますね。

AVENTHO 300とも比較しましたが、大体同じくらいの遮音性でした。なんだったらオンイヤー型のAVENTHO 100が一番強く感じました。

遮音性重視で使うなら他にも選択肢があるでしょうね。あくまで音質重視と考えた方がいいです。

対して外音取り込み機能はなかなか自然で、他の4〜5万円クラスのヘッドホンとおおよそ同等クラス。小さめの音量でBGMを聴いていれば会話ができるレベルです。

ノイズキャンセリング(4.0)
外音取り込み(4.5)

操作性|タッチセンサーで直感的

操作性については右ハウジングのタッチセンサーで直感的に操作ができるので良好です。こちらはAVENTHO 300と仕様が同じですね。

上にスライドすると音量調整、横にスライドすると曲送り/戻し、2回タップで再生/停止ができるので、操作方法も迷うことがありません。

ノイズキャンセリングの切り替えは、右ハウジング下部のANCボタンを1回押すだけでOK。

「ノイズキャンセリングOFF」を挟んでしまうので、ノイズキャンセリングと外音取り込みのスムーズな切り替えはできませんが、ボタンを1回押すだけなので煩わしさはそこまで感じません。

ただ、アプリでOFFを挟まないような設定はほしいところですね。

アプリについて

アプリに対応しています。

アプリでできることは次のとおりです。

アプリでできること
  • バッテリー残量の確認
  • イコライザー(6プリセット、1カスタム5バンドイコライザー)
  • ノイズキャンセリング / 外音取り込みレベルの調整(1〜3LVで調整可能)
  • 自動シャットダウン(10分/30分/60分/120分)から選べる
  • 着用テスト
  • 音声アシスタントのON/OFF
  • 低遅延モードのON/OFF
  • 音声プロンプト(オフ/英語/ドイツ語)
  • ブルートゥースLEDのON/OFF

できることはシンプルですね。別にアプリがなくても大丈夫といえば大丈夫。

マルチポイントの挙動

2台同時接続を行うマルチポイントにも対応しています。

挙動をチェックしましたが、電源OFF→電源ONにした後も自動で2台目のデバイスにも接続されます。

1台目のデバイスが再生中に2台目のデバイスを再生しても割り込みができない仕様になっていますね。その仕様の方がちょっとした効果音で接続先が切り替わったりしないので安心です。

音の遅延について

音の遅延についてはどちらもYouTubeで動画を見る分には問題なし。

AVENTHO 200は低遅延モードも搭載されていますね。上位モデルのAVENTHO 300は搭載されていなかったんですけどね。

音ゲーやFPSは厳しいですが、カジュアルにゲームをするくらいならいけます。

beyerdynamic AVENTHO 100 / 200 / 300 まとめ

製品名AVENTHO 100
AVENTHO 200

AVENTHO 300
総合評価(4.5)(4.6)(4.5)
音質(4.6)(4.7)(4.8)
装着感(3.8)(4.0)(4.0)
ノイズキャンセリング(4.3)(4.0)(4.0)
外音取り込み(4.0)(4.4)(4.5)
利便性(4.4)(4.5)(4.5)
コーデックSBC、AAC、 aptX™ Lossless,
aptX™ Adaptive
SBC ,AAC, aptX Adaptive, aptX Lossless
LDAC?
SBC、AAC、 aptX™ Lossless,
aptX™ Adaptive、LE Audio
再生時間
※ANC ON時
最大40時間最大40時間最大50時間
自動装着検出
低遅延モード-(LC3接続で低遅延にできる)
3Dオーディオ
価格
※市場想定価格
38,170円47,850円78,760円

ミドルクラスのモデルって、立ち位置が中途半端になることが多いんですけど、AVENTHO 200はむしろちょうどいい感じの性能で好印象でしたね。

AVENTHO 300のような装着感と利便性の高さだが価格は抑えつつ、AVENTHO 100よりも音が直線的にならず、他の2機種と比べてもより俯瞰的なモニターサウンドで個性もあります。

自動装着検出や低遅延モードも使えますしなによりLDACが使えるのが嬉しいですね。

松竹梅という立ち位置とはいえ、それぞれ良いところのある製品群なので、予算や音の好み、あとは機能性なども考慮しながら検討してみてください。

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