こんにちは、元イヤホン屋のかじかじです。 イヤホン・オーディオの情報を発信していますので @kajet_jt ←よければフォローお願いします。
今回はVictorの最新フラッグシップモデル「WOOD master」をレビューします。

- 10mm「ハイブリッドWOODドライバー」(パルプ+アフリカンローズウッド)を新開発
- LDAC対応(SBC/AAC/LDAC)+Bluetooth 6.0
- ハイレゾワイヤレス(LDAC)対応、K2テクノロジーにもアップデートで対応予定
- Victor Studioエンジニアによる「Tuned by VICTOR STUDIO」サウンド
- 世界最高クラスの*ノイズキャンセリング性能を実現
- 空間オーディオ&パーソナライズサウンド機能搭載
- 新イヤーピース「スパイラルドットPro SF」を採用
- マルチポイント、IP55、ワイヤレス充電、3年保証と安心感も強い
※ノイズキャンセリング機能付き完全ワイヤレスイヤホン市場において。2025年10月3日現在、Victor調べ。国際電気標準会議(IEC)基準に則る。
旧モデル「HA-FW1000T」より、さらに磨き上げられたサウンドチューニングとデザイン。ウッドの温もりと高性能ANCが融合した、まさに“ビクター史上最高音質”を体現するモデルとなっているようです。
このWoodシリーズの本気のフラッグシップモデルをずっと待っていたのですよ!
今回はVictor WOOD masterを購入してきましたので、実機を使ってどれほどの実力か検証してきましょう。
YouTube版はこちら
YouTube版はAmazonさんにスポンサーいただき制作させていただきました。
WOOD master(HA-FW5000T) 外観・付属品
それではWOOD master(HA-FW5000T)の外観や付属品をチェックしていきましょう。
パッケージ
パッケージはこちら。最近はフラッグシップでも小さめのパッケージが多いよね。配送料が安くなるからコストカットできるんだろうね。

開封するとこんな感じ。

付属品|スパイラルドットPro SF、USB-C、充電ケース、マニュアル

- イヤーピース(スパイラルドットPro SF)5ペア(S/MS/M/ML/L)※M装着済み
- USB Type Cケーブル
- 充電ケース
- マニュアル(スタートアップガイド等)
イヤーピースは新開発の楕円形状の「スパイラルドットPro SF」が付属。いわば耳穴の形状に合わせて楕円形になったスパイラルドットイヤーピースです。

サイズもS/MS/M/ML/Lの5サイズが揃っています。フィルターもついているので、耳垢が混入する心配もなく安心。
フィット感が合わない場合以外は基本このイヤーピースでの運用で良いかと思います。
充電ケース・本体
充電ケースは“楽器ケース”をイメージしたような高級感のある佇まい。表面はレザー調のテクスチャで、ビクター犬の意匠も入っていて、所有欲に振り切ってます。

厚みもそこまでありません。

充電端子はUSB Type Cに対応。

さらにワイヤレス充電もOKです。

ワイヤレス充電を一度使い出すと「充電しているつもりがないのに、いつも満充電になってる!」のような感覚で使えるので本当に便利ですよ。
充電ケースを開く際なのですが、パッと見だとどちらからひらけばいいか分からず、逆側から開けようとしてしまったことが何度もありました。

指を引っ掛けられるスペースも少なく、開閉に手間取ることが多かったです。ここはマイナスポイント。
本体の出し入れはとくに不満はなく問題なし。

イヤホン本体は、楽器モチーフの高級感と実用性のバランスを狙ったデザイン。ふつうにかっこいい。犬のニッパーくんのロゴもワンポイントとなっておしゃれ。

ハウジングには、少しの傷が時間経過で目立ちにくくなる自己修復塗装を採用。なにそれ……知らん……こわっ。
え、なに傷をつけても自動で傷が治っていくリジェネ効果があるってこと?やばいやん、ラスボスやん。
そう言われると傷をつけたくなりますが、高いのでさすがにやめておきます。
カラーはギターをモチーフにしたサンバーストブラウンと、ピアノをモチーフにしたピアノブラックの2色展開。個人的にはサンバーストの方が好きだったけど、間違ってピアノブラックも買ってしまったので、なぜか2つあります。オレのバカぁ。

内側はこんな感じ。耳の形に合わせ先端がボコっとした形状になっていますね。今回はL/Rの表記が青/赤で記されていませんでした。

防水防塵はIP55相当。小雨程度であれば壊れる心配なしですね。
ノズルはこんな感じ。

最後に重さですが、総重量が66.1g、イヤホン本体が6.3gです。


WOOD master(HA-FW5000T) スペック
主なスペックは以下の通りです。
| 製品名 | WOOD master(HA-FW5000T) |
| Bluetooth | 6.0 |
| コーデック | SBC,AAC,LDAC |
| 再生時間 ※ANC ON時 | 本体:7時間 ケース込:21時間 |
| 充電端子 | Type C ワイヤレス充電 |
| 防水 | IP55 |
| 自動装着検出 | △ |
| 低遅延モード | ◯ |
| ノイズキャンセリング | ◯ |
| 外音取り込み | ◯ |
| マルチポイント | ◯ |
| アプリ | ◯ |
| 保証 | 3年 |
WOOD master(HA-FW5000T) レビュー
装着感|前作と比べるとあまりに改善されすぎた
WOOD master(HA-FW5000T)の装着感についてですが、前作よりも大幅に良くなっていますね。
実際に装着してみるとこんな感じ。サンバーストカラーがなんともオシャレ。デザインが良いと所有欲が満たされますね。

前から見るとこんな感じ。

HA-FW1000Tのことを考えると、装着感はホント大幅に良くなっていますよ。これくらい小ぶりで耳にフィットしやすいVictorのフラッグシップモデルを求めていたのですよ!
同価格帯のフラッグシップモデルと比較すると、個人的にはBoseやTechnicsの方がフィットしますけど、WOOD masterでも十分不満のないレベルで使えています。
イヤーピースも楕円形になったおかげか、耳内もしっかり密閉できていますし、イヤーピースだけでなく本体全体で耳内を覆っているような感覚です。
ただ、装着センサーは搭載しているのですが、イヤホン着脱時に音楽が再生/停止されないという謎仕様なのが気になりました。
| 装着感 | (4.5) |
音質|Victorらしい重厚かつシルキーなサウンド
WOOD master(HA-FW5000T)の音質についてですが、いやぁーまさに求めていたVictorサウンドって感じでした。
この音をワイヤレスで気軽に聴けるようになるのを待っていた!
検証環境はAndroidでLDAC接続、ANCはON、サウンドモードはFLATで試聴しています。

4.8
高音
4.9
中音
4.9
低音
音の傾向
とても自然でシルキーなサウンドで、ややウォーム寄り。音のバランスはフラットというよりは、低域・中域・高域がほどよく主張される弱W字型という印象。
音に柔らかさや広がりを加えたリスニングサウンドではありますが、まろやかすぎず、かといって締めすぎず、音楽として”自然”な響きを伝えてくれます。
“木”っぽい音かといわれると、別にそういうわけでもないかも。今までのWood系列っぽい音ではあるけど、Victorの音って感じ。
音場
音場も広すぎず狭すぎず、”ほどよく広い””自然な広がり”という印象。
横への広がりもありますが、それ以上に奥行き側への広さを感じられる音場で、ボーカルとコーラスの前後の距離感や、バスドラムやベースの立体感をより感じやすい音場の作り方のように感じますね。
高音
高域はVictorならではのシルキー&ナチュラルサウンド。 この独特な繊細さと煌びやかさ、どちらも併せ持つ高音はVictorにしか表現できないんですよね。
ハイハットがとても粒立ちが良く、それでいて金属の自然な煌びやかさも見事に表現できているのですが、その音が絶妙に刺激的に感じないバランスなのですよ。
アコギやストリングなどの弦楽器は、自然な抜け感というより、弦の金属的な余韻を含めながら美しく響いていくような感覚ですかね。
エレキギターやシンセサイザーも丁寧で滑らかになっちゃうので、ジャキッとした荒いキレの良さを求めたくなる場合もあります。
丁寧な音ではありますが、なぜかスネアドラムだけはとてもスナップ感のあるキレの良い音で鳴らせます。ドラム全般の表現力がめちゃめちゃ高い!
中音
ボーカルの表現が特に素晴らしいですね。
男女ボーカルどっちも得意だけど、アコースティック寄り(歌+ギター、歌+ピアノ)みたいな編成だと特に気持ちいい。声の質感を上質に味わいたい人は、まずこのイヤホン候補に入れていいと思います。
低音の質と量がちょうどいいおかげで、男性女性問わずボーカルの土台がとてもドッシリとしているのですよ。Aメロの低い歌声がとても色っぽく聴こえますからね。
とにかく”声の周波数帯”の上から下まで、全ての帯域の表現が巧い!
これだけボーカルの表現力が高いと感じるのに、距離感的には前にいる感じではなく、他の楽器帯とフラットか半歩前くらいの距離感ですからね。
低音
ミッドベースがとにかく心地良く、ボヤけがちベースの輪郭を丁寧に描きつつ、その上で豊かに広がっていく上質な低音です。
カフェで聴きながらこの記事を書いてますけど、一人で普通に横揺れして聴いてしまってましたもん。恥ずかしいわ。それくらい心地よい音です。
サブベースのゴリっとした音を表現するのは苦手というか、繊細に描きすぎる感覚がありますね。
バスドラムには”低音の重み”まで伝わってくるかのような空気の圧ごと迫ってくるリアルな音で表現してきます。相変わらずドラム系の音は超得意。
同価格帯のワイヤレスイヤホンと比べても、トップクラスといっても良いほど品質の高い低音のように感じました。
おすすめのジャンル
おすすめジャンルですが、ゴリゴリのEDM以外は基本何でもいけますよ。
できれば電子音を多用したものよりは、アコースティック編成のグループやバンド系の方が向いているとは感じましたかね。
粘り気のある低音とボーカルの質の高さが特徴なので、ヒップホップも普通にいい感じです。
壮大な表現もOKなので、オーケストラやサウンドトラック系もかなりおすすめ。
EAH-AZ100と比較すると
EAH-AZ100との比較が気になっている方も多いと思いますが、EAH-AZ100はエレキギターやシンセサイザーなどの電子音のストレートな表現が得意な現代的なサウンド。
WOOD masterはEAH-AZ100よりもアコースティック寄りで、アコギやウッドベース、ドラム全般、ボーカルなどの再現性を重視したサウンドのように感じました。
一言で伝えるならば、EAH-AZ100は「スパッ!」、WOOD masterは「グァァぁぁん」って感じの音です。伝われ。
どちらが良いかは良く聴かれるジャンル次第ですね。ボクも聴いてみても、エレクトロ系のポップスだとEAH-AZ100の方がいいってなるし、アコースティック系の割合が多い楽曲だとWOOD masterの方が良いってなりますからね。
ボクが検証で良く聴くアーティストだと、ミセス、Ado、YOASOBIはEAH-AZ100。星野源、宇多田ヒカル、藤井風、ヨルシカあたりはWOOD masterの方が好みでした。
Pi8やGemini IIほどではないですが、価格にしては肉薄した実力があるように感じましたね。
音のプロが創った、5つのサウンドモードを体感できる
イコライザーではプリセットに加え、ビクタースタジオのプロのエンジニアが創った 5つの「PROFESSIONAL」モードの8つのサウンドモードを体感できるのが強みです。
PROFESSIONALモードの音の特徴は次のとおり。
PROFESSIONALモード1:声の魅力がより伝わるチューニング
PROFESSIONALモード2:立体的な音響をテーマに自然で豊かな音像にチューニング
PROFESSIONALモード3:視界が晴れキラっとヌケの良さを感じるチューニング
PROFESSIONALモード4:楽器のアンサンブル、表情をより感じられるチューニング
PROFESSIONALモード5:音数の多い楽曲もしっかり聴きやすいチューニング
WOOD masterだと「PROFESSIONALモード1」が一番好みでしたかね。
さらにすごいのが、アプリだけではなくタッチ操作でもサウンドモードの切り替えができるんですよ。デフォルトではL側長押しに対して割り振られれいます。
不必要なイコライザーはオフにもできるので、「FLAT」↔️「PROFESSIONALモード5」だけで切り替えることも可能です。
「フラット」「プロフェッショナル」とボイスガイダンスでも流してくれるので、今どのモードになっているかもわかりやすいです。
パーソナライズサウンドがすごい
そしてそれ以上にすごかったのが「パーソナライズサウンド」。
よくある手動で聴覚検査をして手動で聞こえるか聞こえないかテストしていく感じかと思いきや、まさかの全自動。
自動で自分にピッタリのイコライザーを作ってくれます。これはDENON PerL Pro以来の衝撃。

実際に試してみましたが、PerL Proほどではないにしても「高域にもう少しキレと明るさが欲しいな〜」と感じていたラインを見事に補完してくれるようなEQにしてくれました。こりゃすげぇ。
ぜひ、パーソナライズは設定しておくべきです。この機能だけで個人的な評価が結構上がりました。
空間オーディオは?
空間オーディオも試してみましたが、これは正直微妙でしたね。
全体的に音が遠くなって、モヤっとしてデジタル感満載の音になってしまうという印象でした。AirPods ProやBose、JBLの方が全然優秀ですね。
ノイズキャンセリング|強めではあるが最強クラスではない
WOOD master(HA-FW5000T)のノイズキャンセリングは、強めではありますが、公式が謳うような「世界最強クラス!」とまではいかないかなーって感じ。
AirPods Pro 3やBose QC Ultra EarBudsの方が強いです。感覚的にはEAH-AZ100より少し弱く、JBL TOUR PRO 3とおおよそ同じくらいかなって感じです。
空調音や車や電車のロードノイズのような低めのノイズがしっかり消えますが、高めのノイズはやや残るような感覚はありますね。あと、ノイズキャンセリングON時とOFF時で音の差がそこまで出ない点も評価しています。
ただ、風切音は最近のハイエンドモデルと比較すると大きめに感じますね。屋外で使用することが多い方はウインドカットモードを多用するといいですよ。ノイキャンはちょっと弱くなりますけど。
アプリでもノイズキャンセリング切り替え時に、ノーマルモードをOFFにするか、ウィンドカットを入れ込むかなどの設定ができます。

| ノイズキャンセリング | (4.6) |
外音取り込み|実用的な自然さ
WOOD masterの外音取り込み性能については、こちらもハイエンド系列と比べると最強ではないけど、実用的なレベルという印象でした。
音楽を止めていれば会話ができますが、「ふだん耳で聞いているような自然さ」までは達していないように感じましたね。
ながら聴き用途で使うと、相手の声は少し聞こえにくいですね。
外音取り込みレベル的には、EAH-AZ100より下、JBL TOUR PRO 3やソニー WF-1000XM5とおおよそ同レベルという印象でした。
ただ、こちらも風切音は非常に入りやすいので、「周りの音を自然に取り込みながら音楽を聴いてチルアウト♪」って気分で散歩すると、風切り音で耳が破壊されます。
| 外音取り込み | (4.5) |
操作性|操作の割り振りが豊富すぎる
WOOD masterの操作についてですが、まず操作の割り振りが豊富すぎます。

操作はタッチでおこないます。デフォルトでもかなり操作できますし、アプリ側で割り当ても細かく変更できます。
操作方法(デフォルト例)は次のとおりです。
| 項目 | 操作方法(デフォルト) |
|---|---|
| 再生/停止 | L側を1回タップ |
| 曲送り | R側を2回タップ |
| 曲戻し(先頭に戻る) | R側を3回タップ |
| 音量を上げる | L側を3回タップ(連続は2回→3回目長押し) |
| 音量を下げる | L側を2回タップ(連続は1回→2回目長押し) |
| 外音/ノイキャン切替 | R側を1回タップ |
| サウンドモード切替 | L側を約1秒触れて離す |
| 空間オーディオON/OFF | R側を4回タップ |
| 低遅延モード切替 | L側を5回タップ |
| タッチ&トークON/OFF | R側を約1秒触れて離す |
デフォルトでも操作できる項目がかなり多いですね。5回タップってなんやねん。
アプリで「1〜5回タップ」「1回タップ後に長押し」「2回タップ後に長押し」「長押し」のL/Rに対して計16項目の割り振りが可能です。

多分ワイヤレスイヤホンで最多レベル。 そんな割り振れる項目ねぇよ。つうか覚えられねえよ。
しかも片耳利用時と通話時もそれぞれ別に割り振れますからね。いい意味でヤベェ。
一部制限はあるものの、ほぼ自由に割り振れるため、サウンドモードや低遅延モード、ボリューム操作も含めてほぼ網羅的に操作が可能です。
タッチセンサーの感度もちょうど良く、タッチするたびにビープ音も鳴るので、かなり直感的に操作がしやすいですね。
操作性は普通にいいです。超自由に操作を割り振れるので、好みにカスタマイズしちゃってください。
アプリについて
WOOD masterはアプリに対応しています。

アプリでできることは次のとおりです。
- サウンドモード(FLAT/BASS/CLEAR/DYNAMIC/VOCAL/PROFESSIONAL1〜5)の選択
- 空間オーディオ(EXOFIELD)のON/OFF
- パーソナライズサウンドの設定
- ノイキャン/外音/ウインドカット/OFFなどのモード制御
- タッチ操作の割り当て変更
- イヤーピース装着テスト(フィット確認)
- ファームウェアアップデート
アプリでLDACなどのコーデックの切り替えができるのですが、デフォルトだとLDACがOFFになっています。LDACを使用する際は必ずアプリをダウンロードしておきましょう。
ちなみにiPhoneアプリ側からでもLDACをONにできます
マルチポイントの挙動について
2台同時接続を行うマルチポイントも対応していますが、挙動も問題なさそうですね。電源OFF→ON後も自動的に2台目のデバイスに接続されます。
切り替えもスムーズで、2台目のデバイスで再生しても1秒後くらいには再生が始まります。
1台目を再生中に2台目を再生してみましたが、割り込みはできない仕様のようです
LDACとマルチポイントの併用もできますし、マルチポイント周りは問題なしですね。
ただ、LDACの990kbps とマルチポイント併用時は接続が安定しにくいですね。これはどのワイヤレスイヤホンでも同じ現象が起きるので仕方ないですね。
どちらかをOFFにすると安定します。
音の遅延|低遅延モードも搭載
音の遅延は低遅延モードOFFでもYouTubeくらいならほぼ遅延を感じないレベル。
低遅延モードをONにすると、音ゲーは厳しいですけどFPSや他のゲームはカジュアルにできるくらい遅延が少なくなりますね。
通話品質|実用レベル。
通話は実用レベルで、屋内や静かな環境なら普通に使える印象。外だと風や環境音の影響は受けやすいので、重要な通話が多い人は一度チェックしておくのがおすすめです。
| 通話品質 | (4.3) |
WOOD master(HA-FW5000T) まとめ
総合評価
5/5
WOOD master(HA-FW5000T)

- Victorらしいシルキー&ナチュラルサウンド
- ボーカルが非常に生々しく艶っぽい
- 楽器の重みも感じられる低音
- パーソナライズサウンドが優秀
- 本体操作のみでイコライザーを切り替えられる
- ノイキャン・外音取り込みも実用的
- 操作カスタム自由度が高く、感度も良好
- LDAC+マルチポイント対応
- 付属イヤピが5サイズ入っている
- 所有欲を満たすデザイン性の高さ
- 低遅延モードの遅延が少ない
- 3年間の長い保証期間
- 風切音が大きめ
- 空間オーディオは微妙
- 充電ケースの開く向きがわかりにくい
- イヤホン着脱時に音楽が再生/停止されない
4.8
高音
4.9
中音
4.9
低音
4.5
装着感
4.6
ノイズキャンセリング
4.5
外音取り込み
4.3
マイク性能
4.7
利便性
| Bluetooth | 6.0 | 最大再生時間 ※ANC ON時 | 本体7時間/ ケース込み21時間 |
| コーデック | SBC,AAC,LDAC | 充電時間 | 約2時間(イヤホン)/ 約3時間(ケース+イヤホン) |
| ドライバー | 10mm ハイブリッドWOODドライバー | 充電端子 | Type C ワイヤレス充電 |
| 専用アプリ | ◯ | 防水 | IP55 |
| ノイズキャンセリング | ◯ | 質量 ※片耳/ケース込 | 6.5g/53.7g |
| 外音取り込み | ◯ | ゲームモード | ◯ |
| 自動装着検出 | △ イヤホン着脱時に音楽が再生/停止されない | 空間オーディオ | ◯ |
| マルチポイント | ○(2台) | 保証 | 3年 |
WOOD master(HA-FW5000T)はこんな人におすすめ
- フラッグシップ帯でおすすめのワイヤレスイヤホンを探している
- 機能性も妥協したくないが音質は一番重要
- アコースティック編成の楽曲やボーカルものを中心に聴く
WOOD masterの強みは機能性も価格相応の実力は確保しつつも、圧倒的良質な音質の良さですよ。
このシルキーでナチュラル、かつ重厚なサウンドはVictorにしか出せないのですよ。
ただ、ノイズキャンセリングや外音取り込みにこだわるならTechnics EAH-AZ100やAirPods、Bose QC Ultra EarBudsの方がいいと思います。
また年始あたりで作る予定のワイヤレスイヤホンランキングでも確実にランクインさせると思います。
自分でもEAH-AZ100かWOOD master どちらがおすすめかすっごい迷う……。
以上! WOOD master(HA-FW5000T)のレビューをお送りしました。

















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