こんにちは、元イヤホン屋のかじかじです。 イヤホン・オーディオの情報を発信していますので @kajet_jt ←よければフォローお願いします。
今回はHUAWEIより、6,580円という価格でありつつ、最大50dBのノイズキャンセリング機能をもつハイコスパなワイヤレスイヤホン「HUAWEI FreeBuds SE 4 ANC」を紹介します。

- すべての音域で平均-24dBを実現するハイブリッドノイズキャンセリング
- イヤホン単体で最大10時間の連続再生が可能
- 充電ケース併用で最大50時間の使用を実現
- •急速充電対応でたった10分の充電で最大4時間の再生が可能
- 3つのマイク+指向性集音アルゴリズムでクリアな通話が可能
- 価格は6,580円
HUAWEIでノイズキャンセリング搭載モデルとなると、14,800円で買える「HUAWEI FreeBuds 6i」が一番安価なモデルでしたが、今回の「HUAWEI FreeBuds SE 4 ANC」はなんと6,580円ですよ。
HUAWEIとしては最安のノイズキャンセリング搭載モデルになります。
今回は華為技術日本株式会社(ファーウェイ・ジャパン)様より紹介用に提供いただいたので、実機を使ってどれほどの実力なのか検証していきましょう
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HUAWEI FreeBuds SE4 ANC 外観・付属品
それではHUAWEI FreeBuds SE4 ANCの外観や付属品をチェックしていきましょう。
付属品
充電用のUSB-Cケーブルは付属していないのでご注意ください。

- イヤーピース3ペア
- マニュアル
充電ケース・本体
HUAWEI FreeBuds SE4 ANCの充電ケース至ってシンプル!どシンプル!

ただ、傷は目立ちにくそうな程よく光沢感のあるデザインになっています。
厚みもそこまでなく、ポケットにも収まるほどの大きさ。

充電端子はUSB Type Cに対応。

ワイヤレス充電は非対応です。この価格だと厳しいか。

充電ケースを開けるとこんな感じ。上部にパカっと開くようなタイプ。

本体も至ってシンプルなショートスティック型。

本体も至ってシンプルなショートスティック型。

内側にはL/Rの表記あり。

ノズルはほぼHUAWEI独自規格の超短い楕円形型。他社のイヤーピースとの互換性はないと考えた方が良いでしょう。

最後に重さですが、総重量は約43.3g、本体片耳の重量は約4.3gです。


HUAWEI FreeBuds SE4 ANC スペック

過去のSEシリーズと比較するとこんな感じ。SEシリーズはどれもインナーイヤー型だったので比較対象としてはわかりにくいですが……。
急速充電対応し長時間バッテリーイヤホン単体で最大10時間の連続再生が可能、充電ケース併用で最大50時間の使用を実現。
ノイズキャンセリングONでも7時間以上の再生が可能なようです。通話時はノイズキャンセリングON時で5.5時間の再生が可能です。
また急速充電対応し、たった10分の充電で最大4時間の音楽再生が可能です。
1週間くらい充電しなくてもバッテリーは持ちそうですね。
HUAWEI FreeBuds SE4 ANC レビュー
装着感|軽やかだけど安定している
HUAWEI FreeBuds SE4 ANCの装着感はとても良いと思いますよ。
実際に装着してみるとこんな感じ。

前から見た図。

本体軽いですし、一般的な形状でありつつも耳内にはしっかり固定されていますし、密閉感も高いですし、ブレのない装着感です。
スポーツ用途には厳しいと思いますが、通勤・通学くらいであれば全然問題なしですね。
ちなみに装着したら音楽の再生が自動で始まる自動装着検出機能は備わっていません。
装着感 | (4.8) |
音質|マイルドだけど伸びが良くクリア
HUAWEI FreeBuds SE4 ANCの音質についてですが、バランスが良くて聴き心地が良いですね。
お手頃価格ではありますが、同価格帯で比べてもけっこう良い方だと思います。

HUAWEI FreeBuds SE4 ANCの音の特長は次のとおりです。
3.9
高音
3.9
中音
3.9
低音
音の傾向は少しだけ中低域寄りで、一昔前のHUAWEIのようにモッサリした感じではなく、柔らかくも高域に粒立ちの良さや歯切れの良さも加わっているような感覚。
音のつながりも滑らかで聴きやすい印象です。
音場は同価格帯のモデルと比較すると、少し広めに感じますね。低域は立体感がありつつ、高域は外側に抜けていくような感覚があります。
ボーカルも近すぎず、かといって埋もれず、男性・女性ボーカル問わずにクリアな歌声で、楽器隊とギリギリ調和しない距離感になっています。
おすすめジャンルはポップスやシティポップ、スロージャズ系などがおすすめでしょうか。レスポンスはそこまで早いタイプではないので、ミドル〜スローテンポあたりの楽曲が向いているように感じましたね。
ロックやEDMをガンガンと聴かせるタイプではないですね。
総評して耳触りのよいバランスでありつつ、高域は粒立ち良くクリアに聴かせるタイプで聴き心地が良く感じました。
最近のいい感じのチューニングになったHUAWEIらしい音です。
低価格帯で柔らかめの聴き疲れしにくいサウンドを好む方におすすめです。
ノイズキャンセリング|強いし高域側の遮音性も高い
ノイズキャンセリング性能は、同価格帯と比較してもけっこう強めですね。
電車の振動音など低域側の遮音性の高さはもちろんのこと、低域側だけでなく中〜高音域(3kHz以上)のノイズ抑制に優れた設計になっています。
人の声やタイピング音、ほんのページをめくる音、空調音などの高域側の音もなかなかカットしてくれます。
同価格帯だと低域側だけを強くカットするものが多い中、高域側の遮音性が高い点は強みだと思います。
ノイズキャンセリング | (4.4) |
外音取り込み|並
HUAWEI FreeBuds SE4 ANCの外音取り込み性能は並程度でしょうか。
音楽を止めていれば声は聞き取れるけど、自分の声はモゴモゴとする感覚が残っていますね。
ながら聴き用途だと厳しく、コンビニでのお会計時などワンポイントでの使用がメインになるかと思います。
外音取り込み | (3.5) |
操作性について
HUAWEI FreeBuds 6の操作方法一覧は次のとおりです。

項目 | 操作方法(デフォルト) |
---|---|
再生 / 停止 | L or R 側を2回タップ |
曲送り | R 側を3回タップ |
曲戻し | L 側を3回タップ |
音量を上げる | アプリで長押しに割り振り可能 |
音量を下げる | アプリで長押しに割り振り可能 |
電話を受ける | 着信中に L or R 側を2回タップ |
通話終了 | 着信中に L or R 側を2回タップ |
外音モードの切り替え | L or R 側を長押し |
音声アシスタント | アプリで長押しに割り振り可能 |
ペアリングモードへの移行 | ケースのボタンを2秒以上長押し |
操作の割り振りはL/Rの「2回タップ」「3回タップ」「長押し」に対して割り振りができます。
音量調整が長押しにしか割り振りができないため、ノイズコントロールに切り替えとトレードオフになってしまうのが残念。
1タップにも割り振りができるようであれば嬉しかった。
アプリについて
HUAWEI FreeBuds 6はアプリに対応しています。
アプリでできることは次のとおりです。
- バッテリー残量の確認
- ノイズキャンセリング
→ダイナミック、くつろぎ、標準、ウルトラの4つから選択可能 - イコライザーの設定
- イヤホンの検索
→左右のイヤホンから音を鳴らす - ファームウェアの更新
- 設定
→低遅延モードのON/OFF、オーディオコーデックの確認、ヘルプ
アプリ内でイコライザーの調整も可能です。
イコライザー「プリセット4種」と「カスタム」の計5つから選択可能
プリセットは「デフォルト」「低音強調」「高音強調」「ボーカル強調」の4つより選択可能。

どれも音のバランスを崩さず、ほどよく調整してくれるので、どのプリセットも使いやすいです。
アプリ上部の+ボタンを押すと、カスタムイコライザーの作成ができます。

こちらでは60Hz~16kHzの10バンドに対して±6dBの調整が可能。カスタムイコライザーを3つまで保存できます。
ボクは「デフォルト」でも割と気に入っていますが、音にピンッと来ていない方は色々調整してみてもいいと思います。
音の遅延|低遅延モードでゲームも快適プレイ
HUAWEI FreeBuds Pro 4の映像と音声のズレですが、動画を見る分には問題なし。
YouTubeやプライムビデオを見ても、ほぼ遅延を感じず閲覧できます。
次に低遅延モードで音ゲーもしてみましたが、少しタイミングがズレますね。
低遅延モード搭載とはいえ、遅延がとても少ないわけではありません。
RPGやカジュアルなアクションゲームくらいであれば違和感なくプレイできるとは思います。
通話品質|さすがHUAWEI
HUAWEI FreeBuds SE 4 ANCは通話品質をさらに向上させるため、3つのマイクに加えて指向性集音アルゴリズムを採用しています。
マイク音声も実際に録音してみました。以下の音声をよければチェックしてみてくださいね!
さすがHUAWEI。背景ノイズをしっかり抑えつつ、声も浮き彫りにして聞き取りやすくしています。
HUAWEIの1-2万クラスほどのノイズキャンセリング性能はないですが、1万円以下のワイヤレスイヤホンと比較すればかなりの実力かとは思います。
通話品質 | (4.4) |
気になる点
最後に気になる点ですが、2台同時接続を行うマルチポイントに対応していない点でしょうか。
5000円以上のモデルだと搭載しているものが多くなってきていますが、HUAWEI FreeBuds SE4 ANCは非対応……。
その代わり、ペアリングモードにしなくともBluetoothリストからタップするだけですぐに切り替えられる仕様にはなっています。
複数のデバイスを切り替えながら使いたいという方にはおすすめできません。
HUAWEI FreeBuds SE4 ANC まとめ
HUAWEI FreeBuds SE4 ANCをまとめると以下のとおりです。
総合評価
4.5/5
HUAWEI FreeBuds SE4 ANC

- マイルドかつ粒立ちの良いクリアなサウンド
- 装着感が軽快かつ安定している
- 価格にしてはノイズキャンセリングがかなり強い
- マイク性能が高い
- 再生時間が最大10時間と長い
- マルチポイント非対応
- 音量調整の操作を割り振りにくい
- 高音質コーデックに対応していない
3.9
高音
3.9
中音
3.9
低音
4.8
装着感
4.4
ノイズキャンセリング
3.5
外音取り込み
4.4
マイク性能
4.0
利便性
Bluetooth | 5.4 | 最大再生時間 | イヤホン単体:最大10時間 ケース込:最大50時間 |
コーデック | SBC,AAC | 充電時間 | 10分で4時間駆動 |
ドライバー | 10mm ダイナミック | 充電端子 | Type C |
専用アプリ | ◯(Huawei AI Life) | 防水 | IP54 |
ノイズキャンセリング | ◯ | 質量 ※片耳 | 約5.4g |
外音取り込み | ◯ | 低遅延モード | ◯ |
自動装着検出 | – | 空間オーディオ | – |
マルチポイント | 非対応 | 保証 | 1年 |
HUAWEI FreeBuds SE4 ANCはこんな人におすすめ
- 予算は6000円前後でワイヤレスイヤホンを探している
- ノイズキャンセリングの強さにこだわりたい
- マイルドで聴きなじみの良い音が好み
- マイク性能にこだわりたい
- 複数のデバイスでイヤホンを使わない
マルチポイントが使えないのは唯一残念なポイントではありますが、それ以外の基本性能は価格に対してとても高いイヤホンのように感じました。
とくに高域側に対するノイズキャンセリングが強いイヤホンってこの価格だと珍しいので、屋内でしっとりサウンドを聴きながら作業に集中したい方にはとても良いかと思います。
マイク性能も高いので、ビジネス用途にもおすすめです。
以上! HUAWEI FreeBuds SE4 ANCのレビューをお送りしました。
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