こんにちは、元イヤホン屋のかじかじです。 イヤホン・オーディオの情報を発信していますので @kajet_jt ←よければフォローお願いします。
コスパの高さで定評のあるオーディオメーカー「Edifier」から、6980円→クーポンを使うと5000円台で買えるイヤーカフ型のワイヤレスイヤホン「Comfo Q」を紹介します。

- チタン複合ダイアフラムを搭載した12mmダイナミックドライバーを搭載
- 左右自動検出機能を搭載
- IP56相当の防塵・防水性能
- マルチポイント対応
- 指向性音伝送技術により、音漏れを抑える
- 本体8時間 / ケース込み32時間のロングバッテリー
- アプリやゲームモード、空間オーディオにも対応
Edifierのイヤーカフ型と言えば、以前紹介したほぼインナーイヤー型なノイズキャンセリング対応イヤホン「LolliClip」や、当メディアでは紹介していない「R1」がありますが、低価格でありつつそれらに匹敵するスペックの高さ。
スペックと機能性、価格のバランスが良くできた製品なのではないでしょうか。
今回はEdifierさんから紹介用に提供いただいたので、実機を使ってどれほどの実力なのか検証していきましょう。
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EDIFIER Comfo Q 外観・付属品
それではEDIFIER Comfo Q の外観や付属品をチェックしていきましょう。
パッケージ
EDIFIER Comfo Q のパッケージはこちら。

開封するとこんな感じ。

付属品

- USB Type Cケーブル
- マニュアル
イヤーカフ型ということもあって付属品はシンプルですね。
充電ケース・本体
EDIFIER Comfo Q の充電ケースは装飾の少ないメタリックシルバーカラーのシンプルなデザイン。

背面にはちゃんとEDIFIERのロゴが入っています。

厚みもそこまでないので、胸ポケットにもすっぽりと収まるほどのサイズ感です。

充電端子はUSB Type Cに対応。

ワイヤレス充電には残念ながら対応していませんでした。価格的に仕方がないかな〜。

充電ケースを開けるとこんな感じ。

ブリッジ部が飛び出しているので、取り出しやすさは全然問題なしですね。

イヤホン本体はよくあるイヤーカフ型って感じですが、他のイヤーカフ型と比べてドライバー部のツタ部分が少し長い気がする。

ブリッジ部は柔軟性が高く、締め付けもそこまで強くない印象ですね。

最後に重さですが、総重量は約48g、本体片耳の重量は約5.5gです。


EDIFIER Comfo Q スペック比較
製品名 | Comfo Q | LolliClip | R1 |
ドライバー | 12mmダイナミック | 13mmダイナミック型 | 12mmダイナミック |
Bluetooth | 5.4 | 5.4 | 5.4 |
コーデック | SBC,AAC | SBC,AAC,LDAC | SBC, AAC |
再生時間 ※ANC OFF時 | 本体:8時間 ケース込:32時間 | 本体:9時間 ケース込:39時間 | 本体:7時間 ケース込:28時間 |
充電端子 | Type C | Type C | Type C |
急速充電 | 15分充電で約2時間再生 | 15分で3時間の再生が可能 | 15分で3時間の再生が可能 |
防水 | IP56 | IP56 | IP55 |
自動装着検出 | 対応 | 対応 | 対応 |
低遅延モード | 対応 | 対応 | 対応 |
立体音響 | 対応 | 対応 | – |
ノイズキャンセリング | – | 対応 | – |
外音取り込み | – | – | – |
マルチポイント | 対応 | 対応 | 対応 |
重さ | 約5.4g | 約7g | 約5.8g |
価格 ※Amazon参考価格 | 6,980円 | 13,990円 | 8,980円 |
EDIFIER Comfo Q レビュー
装着感|一般的なイヤーカフ型同様に快適
Comfo Qの装着感についてですが、他社のイヤーカフ型イヤホン同様に快適な装着感です。
実際に装着してみるとこんな感じ。アクセサリー感覚で身につけられます。

前から見るとこんな感じ。

レビューしている間3〜4時間ほどつけっぱなしにしてみましたが、特に耳が痛くなるような感覚はありませんでした。
ただ、他のイヤーカフ型と比べると、耳穴とドライバー部の距離が少し近い感覚があって圧迫感がちょっとあったり、ドライバーの接触部分に少し負担がかかったりするような感覚があります。
耳の痛みやすさは個人差はあると思います。
耳穴近くで挟み込んでいる影響か、ホールド力はわりと高く、ジョギングやトレーニング中でも耳からズレていくような感覚が少ないように感じました。
装着感 | (4.5) |
左右を自動で識別してくれる
Comfo Qのすごいのが、左右のイヤホンを自動で識別してくれるのですよ。
他の安いイヤーカフ型イヤホンでもこの機能はありますが、そちらはケースに入れて再度出した時点で左右が識別されるタイプでした。
Comfo Q は耳に装着した時点で左右を判別するタイプなので、L/Rを絶対に間違えることがないんですよ。
上位モデルの「LolliClip」や、他社でも2万クラスのイヤーカフ型ならこの機能はありましたが、Comfo Qは6980円でこの機能を備えてきましたよ。
ここは高く評価できます。
自動装着検出機能も搭載
また低価格帯のイヤーカフ型としてはめずらしく自動装着検出機能も搭載。
耳につけると再生が始まり、外すと再生が止まります。この価格で自動装着検出機能がついているのはスゴイ。
必要ないと感じたらアプリでオフにもできます。

音質|イヤーカフ型でもドッシリとした迫力
Comfo Q の音質についてですが、イヤーカフ型としては低音がかなりしっかり目に出てくれますね!
屋外の騒がしい環境で聴いても雑音に負けず豊かな低音で、それでいて中高音とのバランスも取れた聴きやすい音のように感じました。
ただ、デフォルトでイコライザー設定が「低音ブースト」になっているので、はじめ聴いた時は「低音多すぎだろこの低音厨が!!!」って思うかもしれません。多分思う。
イコライザーでちゃんとデフォルトか他の設定にしてあげればイイ感じのバランスになってくれます。
音の特長は次のとおりです。
3.7
高音
3.7
中音
3.8
低音
音の傾向
音の傾向はデフォルトでも低音寄りで、全体的に柔らかめのテイスト。
長時間聴いていても聴き疲れしにくいようなチューニングです。
音場
音場はオープン型とはいえ広大なタイプではなく、少し音場が広めのカナル型くらいの印象です。
音がボワ〜っと広がっているタイプなので、定位は甘めです。
高音
高音は刺さりが少なくマイルドにまとめられており、かといってモッサリとした感じもなくマイルドでありつつもレスポンス良く鳴らしますね。低音側にマスクされない程度の量感もあります。
ただストリングスやハイハットなどの繊細な伸びを表現するのは苦手ですね。
高域ブーストにするとやや破綻のある音のように感じますかね。でもこの価格のイヤーカフ型としては十分な実力だと思います。
中音
ボーカルは少し低域の量感でマスクされている感じはありますが、質自体は悪くないです。
音像がボヤけたりシャリついたりするこもなく、厚みのある歌声を聴かせます。
女性ボーカルは声が近めで、低音に被らずクリアに聴かせますね。
分離感は甘めなので、同帯域の音はわりと団子っぽくは聴こえます。
低音
低音は同価格帯のイヤーカフ型と比べても、かなりズッシリめに鳴りますね。耳を塞ぐのは苦手だけどしっかりとした迫力のある低音を感じたいという方には良い選択肢になると思います。
超低域ラインをタイトに鳴らすようなタイプではなく中低域を豊かに広げるような音です。
むしろ低音が広がりすぎて、イヤーカフ型なのに外の音が聞こえにくくなります。家族と会話する時は音楽を止めないと聞こえない……。最小音量もちょっと大きめなんですよね。
ヒップホップやR&Bなど低音を軸としたブラックミュージックテイストの楽曲でも不足のない低音で奏でてくれますよ。
まとめ
総評して価格とイヤーカフ型ということも考えればとても優秀な方だと思いますよ。2〜3年前にタイムスリップしてこのイヤホンを聴かせたら、おそらくイヤーカフ型なのに低音が出過ぎて驚かれると思います。
空間オーディオにも対応
イヤーカフ型としてはめずらしく空間オーディオにも対応しています。
こちらの空間オーディオは不自然さが少なく、極力リアルに近いホールの残響感を演出するような感覚でなかなか好印象でした。
ライブ音源を聴く場合は、ノーマルよりも空間オーディオで聴いた方がリアルな感じがありましたね。
音漏れについて
音漏れについてはかなり少なめ。
というのもイヤホンと耳穴の距離が近いおかげで、他のイヤーカフ型と比べても、そこまで音量を上げずとも厚みのある音を鳴らせるんですよ。
さらに音漏れ抑制機能もついているので、耳にダメージを負わない程度の音量であれば、ほとんど音漏れは気にしなくてOKなレベルです。
操作性|直感的に操作しやすいがカスタマイズ性が低い
操作性はめちゃめちゃいいですね!
ボクがいつも使っている2万クラスのイヤーカフ型イヤホンと同様に、ブリッジ部分をダブルタップするだけで操作ができるので、直感的に操作がしやすいし誤操作も少ないんですよ。

操作方法一覧は次のとおりです。
項目 | 操作方法(デフォルト) |
---|---|
再生/停止 | R側を2回タップ |
曲送り | R側を3回タップ |
曲戻し | 非対応 |
音量を上げる | 非対応 |
音量を下げる | 非対応 |
電話を受ける | 着信中にL or R側を2回タップ |
着信拒否 | 非対応 |
通話終了 | 通話中に着信中にL or R側を2回タップ |
ゲームモードの変更 | アプリで割り振り |
ペアリングモードへの移行 | ケースのボタンを3秒間長押し |
サウンドモードもL側三回タップで切り替えられるので、聴くコンテンツに合わせてミュージックモード / ゲームモード と本体のみで切り替えられるのもいいですね。
アプリで操作の割り振りもできるのですが、項目がL/Rの2回〜3回タップの計4項目しか割り振れません。
この操作方法だと仕方がないところではありますが、本体のみで音量調整を割り振りにくいのは残念ですかね。
アプリについて
EDIFIER Comfo Q はアプリに対応しています。

アプリでできることは次のとおりです。
- イコライザー
→EDIFIER(標準)、低音ブースト、ボーカル、高域ブースト、から選択可能 - 取扱説明書
- 装着方法の説明
- 水滴除去機能
- タッチコントールの設定
- タップ感度
→0〜15の間で設定が可能
→運動時の感度設定※タップの感度を少し低くするモード - 装着検出 オン / オフ
- マルチポイントのオン / オフ
- 製品を探す
→イヤホンから大きな音を出す機能 - アナウンス音
→0〜15の間で設定が可能 - 電源オフ
→自動で電源オフにする時間を選べる - Bluetooth設定
→切断、再ペアリング - 初期化
設定できる項目はかなり多く、タップの感度から電源OFFまでの時間、アナウンス音の音量など細かな設定まで調整できますね。
イコライザー設定について
イコライザーはEDIFIER(標準)、低音ブースト、ボーカル、高域ブースト、立体音響、カスタマイズの6つから選択可能です。

以前紹介した上位モデルの「LolliClip」にもなかったカスタムイコライザーが追加されたのは嬉しいですね!
これで自由に音を変更できます。
アプリは以下のリンクからダウンロードできます。
マルチポイントについて
2台のデバイスに接続するマルチポイントにも対応。
挙動もチェックしましたが、電源OFF→電源ON後もあらかじめ接続した2台のデバイスに自動で接続されます。
ちなみに1台めのデバイスを再生中に2台めを再生しても割り込まれない「先勝ち」設定になっているようです。
音の遅延について
EDIFIER Comfo Q の映像と音声のズレですが、ゲームモードをONにしなくてもYouTubeで動画を見るくらいであれば違和感なし。
次にゲームモードをONにしてゲームをしてみましたが、ほんの少しタイミングが遅れる感覚がありますね。
音ゲーだと数テンポ遅れてしまってタイミングが合わないことが多かったです。タイミングがシビアなゲームでなければある程度快適にはプレイできるとは思います。
左側をトリプルタップだけでゲームモードに移行できるのもイイですね。
トリプルタップ時の反応もよく、スムーズに移行できます。
通話品質について
マイク音声も実際に録音してみました。以下の音声をよければチェックしてみてくださいね!
Comfo Q
バックノイズは軽減されてますが、自分の声はくぐもった感じになっています。
ちょっと声が聞き取りにくい感じで、音声は普通くらいですね。
EDIFIER Comfo Q まとめ
EDIFIER Comfo Q をまとめると以下のとおりです。
総合評価
4.5/5
Comfo Q

- オープン型でも環境音に負けないドッシリとした低音
- 再生時間本体8時間 / ケース込み32時間と長い
- 自動装着検出に対応
- 左右を自動で判別してくれる
- 耳から落ちにくい
- 操作性がとても良い
- ゲームモードや空間オーディオにも対応
- 最小音量が少し大きめ
- ワイヤレス充電非対応
- 操作の割り振りが少ない
- LDAC非対応
3.7
高音
3.7
中音
3.8
低音
4.5
装着感
–
音漏れ
–
外音取り込み
3.5
マイク性能
4.7
利便性
Bluetooth | 5.4 | 最大再生時間 ※ANC ON時 | 本体8時間/ ケース込み32時間 |
コーデック | SBC,AAC | 充電時間 | 15分で2時間駆動 |
ドライバー | 12mm ダイナミック型 | 充電端子 | Type C |
専用アプリ | ◯ | 防水 | IP54 |
ノイズキャンセリング | – | 質量 ※片耳 | 約5.4g |
外音取り込み | – | ゲームモード | ◯ |
自動装着検出 | ◯ | 空間オーディオ | ◯ |
マルチポイント | ◯ | 保証 | 1年 |
EDIFIER Comfo Q はこんな人におすすめ
- 予算6000円ほどでイヤーカフ型のイヤホンを探している
- 耳を塞がないタイプでも低音の迫力にこだわりたい
- LDACでの接続を必要としない
同価格帯のイヤーカフ型にはないギミックとして「自動装着検出」「ブリッジ部をタッチで操作可能」「左右自動識別機能」などが強みのように感じましたね。特に左右自動識別がすごい。
また他のイヤーカフ型にはないタフネスな低音が出てきますので、耳を塞がないイヤホンでありつつも環境音に負けないようなドッシリとした迫力で聴けるのも魅力のひとつです。
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