こんにちは、元イヤホン屋のかじかじです。 イヤホン・オーディオの情報を発信していますので @kajet_jt ←よければフォローお願いします。
FiiOから29700円で買える Andoird13 / 4.4mmバランスに対応したDAP「JM21」が登場しました。発

- Android13&Snapdragon 680を搭載
- CS43198をデュアルで搭載&フルバランス構成
- 3.5mmアンバランス / 4.4mmバランス両対応
- 最大700mWという高出力を実現
- 音質劣化の原因となるSRC処理をカット
- 約12.5時間の長時間駆動
- 入出力ともにLDAC対応
- 384kHz/32bitのまでの再生を実現
- 価格は2月28日まで期間限定 29,700円(それ以降は知らん)
29700円でAndroid13、Snapdragon 680搭載。4.4mmバランス接続にも対応ってヤバくない?
さらにオペアンプには「SGM8262」もデュアル搭載のフルバランス構成、デュアル構成のカスタムフェムト秒クロックも内蔵と価格からは考えられないくらいのてんこ盛りっぷり。
HiByのM300でもさすがにバランス接続までは対応していなかったのに、3万円以下でAndroidとバランス接続両対応はコスパがめちゃめちゃ高いです。
Bluetoothレシーバーの「BTR17」のレビューはまだ終わってなくて申し訳ないのですが、JM21の方が気になるので先にレビューします。
FiiO JM21 外観・付属品
FiiO JM21のパッケージはこちら。至ってシンプル。

開封するとこんな感じ。


- PET保護シート(JM21に貼り付け済)
- クリアケース(JM21に装着済)
- USB Type-C to Aケーブル
- クイックスタートガイド
はじめからケースや保護シートがついているだけでなく、装着までしてくれてるではありませんか。

とてもユーザー想い。
本体はこちらですが、ウォークマンAシリーズくらいの大きさかと思いきや、意外と大きいですね。

ちょっと小さいスマホくらいのサイズ感。iPhone miniシリーズくらいの大きさですかね。
本体は薄くて軽量なので、携帯性はとても高そうです。
現在はBlueのみ販売されていますが、側面半分がFiiOらしいライトブルー、そして側面から背面にかけてシルバーカラーとなっています。

右側面には次の曲・再生/停止・前の曲ボタン。その下にはmicroSDカードスロットがあります。ケース装着時でもSDカードスロットにはアクセスできます。

上にはストラップホールもちゃんと空いていますね。

左側面には電源ボタンと音量調整ボタンが搭載。
ボク的には電源ボタンと選曲ボタンの配置が左右で逆の方がありがたいんですが、なんか左手で操作をすることを前提とした配置になっている気がしますね……。どうも慣れない。
底面には3.5mmイヤホンジャック、充電兼データ転送用のUSB-C端子、4.4mmバランスジャックが備わっています。

HiBy M300 / R4 / Shanling M1 Plus / iPhone 15 Proと大きさを比べるとこんな感じ。

M300やA300は余裕で胸ポケットサイズという印象でしたが、JM21はギリギリ胸ポケットサイズって感じですかね。
どちらかといえばスマホ寄りのサイズ感です。
重さは148g。

FiiO JM21 概要・スペック
スペック | FiiO JM21![]() | HiBy Digital M300![]() | HiBy R4![]() | SONY NW-A300![]() | Shanling M1 Plus![]() |
---|---|---|---|---|---|
プロセッサー | Snapdragon 680 | Qualcomm Snapdragon 665 | Qualcomm Snapdragon 665 | 表記なし Qualcomm QCS2290? | – |
メモリ/ ストレージ | 3GB RAM 32GB ROM(ユーザー使用可能領域:約22GB ROM) | 3GB RAM 32GB ROM | 3GB RAM 32GB ROM | 表記なし 4GB RAM? 【NW-A307】64GB 【NW-A306】32GB | 表記なし ストレージなし |
SDカード | 対応(最大2TB) | 対応(最大2TB) | 対応(最大2TB) | 対応(最大表記なし) | 対応(最大2TB) |
OSシステム | Android 13 | Android 13 | Android 12 | Android 12 ※ OSバージョンアップにより、Android 12からAndroid 14に変更可能 | MTouch2.0(独自OS) |
Wi-Fi | 2.4GHz/5GHz DLNA、AirPlay、Wi-Fi転送対応 | 2.4GHz, 5GHz DLNA | 2.4GHz, 5GHz DLNA | 2.4GHz, 5GHz | 2.4G/5G DLNA、AirPlay、Wi-Fi転送対応 |
DACチップ | CS43198×2 | CS43131 | ES9018C2M ×4 | 独自チップ S-Master HX | ES9069Q |
ディスプレイ | 4.7インチ(750×1334) | 4.0インチ(1280×640) | 4.7インチ IPS (720×1280) | 3.6インチ HD(1280×720ドット) | 3.2インチ320×480 HDタッチスクリーン |
出力端子 | 3.5mm/ライン/同軸出力 4.4mmバランス/ライン出力 USB Type-C | 3.5mm PO USB Type-C | 3.5mm 4.4mm バランス USB Type-C | 3.5mm(4極対応) USB Type-C | 3.5mm / Linte Out 4.4mm / Linte Out SPDIF同軸デジタル |
Bluetooth | Bluetooth5.0 | Bluetooth 5.0 | Bluetooth 5.0 | Bluetooth5.0 | Bluetooth5.2 |
送信コーデック | SBC / AAC / aptX / aptX HD / LHDC / LDAC | SBC / AAC /aptX /aptX Adaptve / LDAC | SBC / AAC / aptX / aptX HD / UAT / LDAC | SBC,AAC, LDAC, aptX, aptX HD | SBC / AAC / aptX / aptX HD / LDAC |
受信コーデック | SBC / AAC / LDAC | – | – | – | SBC / AAC / LDAC / aptX / aptXHD |
対応フォーマット | 本体再生:384kHz/32bit、DSD256(Native) USB DAC:384kHz/32bit、DSD256(Native) USB Audio:768kHz/32bit、DSD512(DoP/D2P/Native対応) 同軸出力:384kHz/24bit、DSD128(D2P/DOP) | DSD256、 PCM768kHz/32bit | DSD256、 PCM768kHz/32bit、 MQA16X | DSD PCM 384kHz/32bit | 最大768kHz / 32bit DSD 512 |
最大出力 | 3.5mm:最大245mW(32Ω、THD+N<1%) 4.4mm:最大700mW(32Ω、THD+N<1%) | 3.5mm:103mW | 3.5mm:165mW 4.4mm:525mW | 3.5mm:35mW+35mW (JEITA 16Ω/mW) | 3.5mm: 最大195mW@32Ω 4.4mm: 最大661mW@32Ω |
S/N比 | ≧130dB | 120dB | 3.5mm:120dB 4.4mm:123dB | 表記なし | 3.5mm:122dB@32Ω 4.4mm:122dB@32Ω |
ノイズフロア | <1.5μV | 1μV | 表記なし | 表記なし | |
出力インピーダンス | <1Ω | 表記なし | 表記なし | 表記なし | 3.5mm出力:0.6Ω 4.4mm出力:1.2Ω |
THD+N | <0.0006% | 0.001% | 3.5mm:0.0007% 4.4mm:0.0005% | 表記なし | 3.5mm出力:0.0007%@32Ω 4.4mm出力:0.0007%@32Ω |
バッテリー | 2400mAh | 2000mAh/3.8V | 4500mAh/3.8V | 表記なし | 2100mAh |
連続再生時間 | 3.5mm:最大12.5時間 4.4mm:最大9.5時間 | 3.5mm:最大約29時間 | 3.5mm:最大約 11 時間 | 3.5mm:約32時間 ※FLAC 96kHz/24bit | 3.5mm:12.5時間 4.4mm:10時間 |
価格 | 29,700円 ※2025年2月28日まで | 26,442円 | 45,900円 | 46,200円 | 33,660円 |
5万円以下のDAPと比べても、JM21はかなりのスペックの高さ。スペックや測定値だけで見れば、HiBy R4とそこまで変わらないレベルですね。
なにより出力が、3.5mm:最大245mW / 4.4mm:最大700mWと、このサイズと価格からは想像できないくらい高いですね。
多ドライバー系、平面駆動系、高インピーダンス系のイヤホンと合わせても、しっかり駆動してくれるかと思います。
FiiO JM21 レビュー
電源の立ち上がりは遅め
まず電源をONにしてみますが、この電源の立ち上がりがやや遅め。操作ができる状態になるまで約30秒ほどかかります。

すぐに音楽を聴きたい時にサクッと聴けないのが煩わしく感じることがあります。
JM21を毎日使っていて定期的に充電ができる人は、スリープタイマーを切っておいて常時電源をONにして運用をしてもいいかもしれません。
ボクはズボラなんでスリープタイマーはONにしておきます。
ストリーミングアプリもDAPとしては超サクサク
今までのDAPはハイエンドモデルでも「Snapdragon 665」以上のSoCは搭載してきませんでしたが、JM21は665よりも性能の高い「Snapdragon 680」を搭載。
スマホと比べてしまったらそれまでですが、DAPとしてはかなり動作は機敏です。
ストレージに何も入れていない状態でApple Music(単独起動)を使ってみましたが、今まで使ってきたDAPと比べてスクロール時の引っ掛かりが少なく、スマホライクにストレスなく操作ができます。

4.4mmバランス出力搭載モデルとしては最安なのに、動作はDAPで一番サクサク動くというバグ。
ただ、アプリを入れるにしてもApple Musicなどの音楽ストリーミングアプリか、YouTubeくらいにしておいた方がいいと思います。ゲームはスマホでしましょう。
またメモリは3GBと少ないため、バッググラウンドでアプリは起動しっぱなしにすると重たくなります。動かしていないアプリはできる限り終了させておきましょう。
大事なことですが、JM21は全てのストリーミングアプリに対して動作を保証するものではありません。バージョンによっては急に動かなくなることもありますのでご注意ください。
音質|とりあえずこれで十分やろ
FiiO JM21の音質ですが、予算5万円以下までならこれで十分やろってレベルですよ。
変なクセもなく解像度不足感もなく、スマホよりも確実に良い音とも思えるし、バランス接続も使えますし、必要十分感がスゴイです。

- イヤホン:Softears Volume S(4.4mm / 3.5mm)
- ヘッドホン:HD 620S(4.4mm バランス接続)
- アプリ:純正アプリ
- ゲイン:ミディアム
- デジタルフィルター:Fast Roll-Off-Linear Phase Filter
音の特徴は次のとおりです。
3.9
音質
音の傾向はFiiOらしいニュートラルで味付けの少ないサウンド。
妙にスッキリしすぎているわけでもなく、解像度重視のデジタルっ気のある音というわけでもなく、ちょうどいいニュートラルさという感じ。
ひと昔前のFiiOは味気を取っ払ったカチッとしすぎた音だったので苦手でしたが、最近のFiiOはいい意味でニュートラルで聴きやすいです。
イヤホンの特性を率直に引き出すため、相性も選ばずに使えますね。
3.5mm側で聴くと付帯音を少し纏ったナチュラルな音になりますね。どちらの音も好みです。
3.5mm接続時でHiBy M300と比較してみましたが、音の傾向の違いはあれどM300の方が解像度感はやや上かな? JM21の方が少しウォームに感じるかな〜という印象でしたね。。3.5mm接続だとボクはM300の方が好み。
JM21の4.4mm接続とM300の3.5mm接続と比べると、出力が上がる影響かもしれないですけど、音の情報量が増し、細部にわたる解像度もM300よりも少し上のように感じましたね。
ウォークマンNW-A300と比較しても、おおよそ同じ印象になると思います。
45,000円のHiBy R4と4.4mm接続で比べると、高域の伸びやかさや音の粒立ちの良さはR4の方がやや上に感じました。
価格なりの音質差はあるように感じましたが、これくらいの差なら価格と本体の軽さも考えてJM21でもいい気もしました。
JM21から確実にステップアップするのは「iBasso DX180(76000円ほど)」あたりからかな〜とは思います。
直接聞き比べができたわけではないですが、FiiOの上位クラスのM23やM11には全体的な解像度感は歪みの少なさなど、音質はあらゆる点で叶わないかとは思います。
このように「価格に対してめちゃめちゃ音質が良い!」というほどでもないのですが、JM21「これで十分やろ」なラインをちょうど突いてくる感じなんですよね。
ただ、ストリーミングを使わない場合は、Shanling M1 PlusなどAndroid非搭載モデルの方が満足度は高いとは思います。一聴してM1 Plusの方が音質は良く感じました。
KA13、KA17など他のドングルDACと比べると
JM21とほぼ同価格帯のドングルDAC「FiiO KA17」とも比べてみましたが、音質だけで評価をするならKA17の方が良いですね。

細部にわたる音がJM21と比べて緻密で、より情報量豊かに慣らすような感覚。一聴してKA17の方が良いとわかるレベルです。
KA17はDACチップにES9069Q×2、オペアンプにOPA1662×2だけでなく、THX AAA 78+も搭載されていますし、音に対するコストはKA17の方が多く掛けられているのですよ。

JM21は音質だけでなく、Snapdragon 680などのSoCやOS周りにコストを掛けられた製品なので、音質差が出るのは仕方ないですね。
次にKA13と比較してみましたが、こちらでおおよそ同じくらいに音質になりましたね。KA13の方が少し音に厚みはある気がするけど大体同じ。

KA13はDACチップにCS43131×2、オペアンプにSGM8262×2の構成なので、JM21とほぼ同じ構成なんですよね。
JM21の音質は、聴覚上でも構成的にもKA13とほぼ同等と考えてOKかと思います。Android OSを積んだKA13ですわ。
スマホの利便性を少し悪くしてでも音質メインやコスパ重視で使いたい→KA17などの他のドングルDAC、
スマホの利便性を損なわせず独立させて気軽に高音質で聴きたい→JM21
どちらが良いかは、どのような試聴スタイルを好むか次第かな〜とは思います。ボクもiBasso DC-Eliteを使うとき以外は結局DAPを使うことほとんどですし、なんだかんだDAPは便利ですよ。
DAPの一番のメリットは、スマホ+ドングルDACの組み合わせで発生する「ジジジ」と鳴る通信ノイズが乗らないことですかね。余計なノイズを気にすることなく音楽に浸ることができます。
BTR17との比較もしたいところですが、それだけで1コンテンツ分くらいなってしまいそうなので、別の機会で紹介しようと思います。
楽曲の転送もW-iFi経由でできる
ボクは基本ストリーミングサービスメインで運用するので楽曲の転送はそこまでしないのですが、CD音源を転送するときはWi-Fi経由で簡単にできます。

「FiiO Music」→「右下ユーザーアイコン」→「WiFiファイル送信」を押すとURLが表示されるので、そこにアクセスすればドラッグ&ドロップで簡単に曲を伝送できます。
URLをブックマークしておけば、いつでも気軽に伝送できますね。
ただフォルダごとドラッグ&ドロップで伝送はできないらしく、フォルダ直下の楽曲ファイルを複数選択して伝送しないといけません。そこがわずらわしかったですね。
USB-DACとしても使える
パソコンとUSBケーブルで接続すれば、JM21をUSB-DACとして据え置き環境で利用もできます。

出力もDAPとしては高めなので、「SENNEHEISER / HD 599 SE」や「TAGO STUDIO T3-01」あたりであれば余裕で駆動できます。
ポータブル環境だけでなく、デスクトップ環境でUSB-DACとして使うのもおすすめです。
ただこのモードだと、とんでもないレベルで遅延が発生するので動画を見ようと考えている方は注意。
動画編集しようと思ったら、いっこく堂も驚くレベルの遅延で笑いました。2秒くらい遅れてるんじゃね?
SRCの回避も可能
AndroidのSRC回避も可能で、USB出力時もビットパーフェクトで出力できます。

詳しい人以外は「なに言ってんだオメー」って思うかもしれませんが、ザックリ伝えるとAndroidで音楽を再生すると余計な回路を通ってしまって音源が持つ情報を100%引き出せないんですよ。
96kHzの音源でも、強制的に48kHzにダウンコンバートされてしまったりします。
その余計な回路を通らずに音源が持つ情報を100%引き出せるようになると思ってください。
ドングルDACなど外部機器に接続してもダウンコンバートされないので、ドングルDACのトランスポーターとしてもおすすめです。
ただバッテリーの減りはかなり早くなりますね。バッテリー60〜70%くらいのときに2〜3時間くらい差しっぱなしにしていたらいつの間にか充電が0%になっていてビビりました。
充電停止モードが強い
JM21のとくに良いと思ったポイントが「充電停止モード」。

設定→バッテリー→充電停止のトグルスイッチをON
こちらで設定をできるのですが、スイッチをONにすると内蔵バッテリーではなく本体へ直接給電できるようになります。
こちらを使えば、例えば充電しながら音楽を聴いていても過充電にはならずにバッテリーの消耗を極力抑えることができ、JM21を長く使い続けられるのですよ。
USB-DACモードとの相性がとくによさそうですね。
「DAPは欲しいけどバッテリーの消耗が気になる……」という方は、充電停止モードを積極的に使っていきましょう。
LDAC専用機としてワイヤレスイヤホンと使うのもおすすめ
JM21はLDACによる送信も可能なので、LDAC対応のワイヤレスイヤホンも高音質で聴くことができます。

この手のDAPって通信性能が悪くて、ワイヤレスイヤホンを使っても割と途切れやすい物が多いんですけど、スマホに近いレベルで安定していましたね。
iPhoneユーザーの場合だとLDACは使えないので、LDAC送信用のDAPとして使うのもありだと思います。
LDACの設定も990kbps / 660kbps / 330kbps / ベストエフォート(可変)から選べるので、接続の安定性の悪さに合わせてちょうど良い設定にも変えられます。

さらに、LDACだけでなくaptX HD、LHDCにも対応しています。aptX Adaptiveに対応していれば完璧だった。
ちなみにドングルDACだけでなくワイヤレスイヤホンのLDAC接続もSRC回避の恩恵がありまして、96kHz / 24bitの音源をそのまま出力できるようになります。
Bluetoothレシーバー / AirPlayも使える
LDACの送信だけではなく受信にも対応。BTR17のようにBluetoothレシーバーとして使うこともできますし、あとはWi-Fi経由でAirPlayで聴くこともできます。
ただ、BTR17と違って単体での操作もできますし、スマホ感覚でサクサクも操作できますし、レシーバーとしてはボクは使わないかな〜。
テザリングすることなくサクッとストリーミングサービスを高音質で聴きたい時に使うくらいかな?
操作ボタンが”逆”で誤操作しやすい
付属ケースに入れている状態だとボタン部が少し出っ張っている状態のため、誤ってボタンを押してしまうことがなん度もありました。

ケースを外せば誤って押してしまうことも少なくなったので、あえて裸で運用するのもアリかもしれません。
また、右側が次の曲・前の曲ボタンになっているため、間違えて操作してしまって、気分よく聴いていた曲が始めっからになったり、違う曲になってしまうことも何度もありましたね……。
他のDAPだと「次の曲」の位置に「電源ボタン」があるから、よく押し間違えるんや……。
電源ボタンと音量ボタンは右側面にしてほしかったなあ……。
価格・動作の快適さ・音質、どれも不満はありませんでしたが、唯一この誤操作のしやすさだけは不満でした。
FiiO JM21 まとめ
総合評価
5/5
JM21

- DAPとしては超サクサクに動作する
- 価格に対して音質もふつうに良い
- 駆動力がかなり高め
- 3.5mm/4.4mm両対応
- 本体が薄く軽量のため携帯性が高い
- LDACの送受信ができる
- 発熱が少ない
- これだけの性能で29700円はかなり安い
(期間限定)
- ボタンを配置が逆で誤操作しやすい
3.9
音質
4.5
携帯性
4.8
拡張性
4.9
利便性
- 初めてDAPを購入しようとしている
- ストリーミングサービスメインで使うことが多い
- スマホ感覚でサクサクと使いたい
- 4.4mmバランス接続を試してみたい
- サブ機として気軽に使えるDAPが欲しい
3万円前後のDAPではJM21一強だと思いますし、予算5万円以下でもJM21でええやろって思うほどの圧倒的完成度とコスパの高さでした。
2025年2月28日までは29800円で買えますが、それ以降の価格は不明。
できれば35000円以内には収めてほしいな〜……。39,800円でもコスパは高いとは思うけど、満足度が変わるから……。
初めてDAPを購入しようとしている方も、サブ機が欲しい方も、ドングルDACの運用が煩わしくなってきた方も、JM21の購入をぜひ検討してみてください。
これは自信を持っておすすめできます。
JM21で満足できなくなった時、それはオーディオ沼に肩まで浸かっている状態でといえるでしょう。
暖かいよ、こっちにおいで。
コメント
コメント一覧 (1件)
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