beyerdynamic本気のワイヤレス!フラッグシップモデル「AMIRON 300 / AVENTHO 300」の2製品を試す

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こんにちは、元イヤホン屋のかじかじです。 イヤホン・オーディオの情報を発信していますので @kajet_jt ←よければフォローお願いします。

みなさんbeyerdynamicをご存知でしょうか?

ヘッドホン界のドイツの御三家と呼ばれるメーカーがありまして、それがみなさんご存知の「SENNHEISER」、オーディオマニアからも人気の高い「ULTRASONE」、そして今回紹介する「beyerdynamic」の3社となります。

beyerdynamicは1924年創業の世界初のダイナミックヘッドホンを開発した世界的に有名なオーディオメーカー。

少し前までは流通の兼ね合いで専門店や量販店でも目にかからず、一部の楽器店でしか取り扱いがありませんでしたが、最近になって再びe☆イヤホンや量販店でも取り扱いが再開するようになりました。

そして今回はbeyerdynamicが送りするワイヤレスイヤホン / ワイヤレスヘッドホンのフラッグシップモデル「AMIRON 300」「AVENTHO 300」の2つをまとめて紹介します。

AMIRON 300はbeyerdynamicの10mmシグネチャー・ドライバーを搭載しつつ、ノイズキャンセリングや外音取り込みなど、マルチポイントなど基本的に全部入りのワイヤレスイヤホンって感じですね。こちらは2024年12月13日発売。

AVENTHO 300は「DT 900 PRO X」「DT 770 PRO X Limited Edition」とおなじ「STELLAR.45ドライバー」を採用しつつ、ノイズキャンセリングや3Dオーディオ、マルチポイントなど様々な機能を搭載したワイヤレスヘッドホンです。こちらは2025年1月発売予定で、現時点では予約を受け付けていません。

beyerdynamicの製品を紹介するのは初めてですが、どれほどの実力なのか検証していきましょう。

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▼動画版はこちら▼

目次
かじかじ
元イヤホン専門店スタッフ
オーディオ販売歴9年。元々イヤホン専門店で店長やWEBマーケを担当してました。

イヤホンをレビューすることは空気を吸うようなものだと思ってます。


2024年1月時点で月間100万PV。
YouTubeチャンネル登録者は7万人ほど

beyerdynamic AMIRON 300 / AVENTHO 300 スペック

製品名AMRON 300
AVENTHO 300
ドライバー10mm
ダイナミック
STELLAR.45ドライバー
Bluetooth5.35.4
コーデックSBC、AAC、LDACSBC、AAC、 aptX™ Lossless,
aptX™ Adaptive
LE Audio
再生時間
※ANC ON時
本体:最大8時間
ケース込:最大32時間
最大50時間
充電端子Type C
ワイヤレス充電
Type C
急速充電10分で4時間の再生時間10分で5時間の再生時間
防水
自動装着検出
低遅延モード-(LC3接続で低遅延にできる)
ノイズキャンセリングアダプティブノイズキャンセリングアダプティブノイズキャンセリング
外音取り込み
3Dオーディオ
アプリ
価格
※市場想定価格
41,800円68,200円

beyerdynamic AMIRON 300 外観・付属品

パッケージ

付属品

付属品一覧
  1. イヤーピース(シリコン製)5ペア
  2. USB Type Cケーブル
  3. マニュアル

イヤーピースは軸に溝が付いているタイプになっていますね。イヤーピースの質感はふつう。

ハードケースは大きめですが厚みはそこまでありません。

中にヘッドホンケーブルや充電用ケーブルも入れることも可能です。

AMIRON 300 充電ケース・本体

AMIRON 300の充電ケースはこちら。

マットな質感にbeyerdynamicのロゴが掲載されたシンプルイズベストなデザイン。素晴らしいっ!

ただ、ちょっと汚れとか傷が目立ちやすいかも。

厚みはそこまでないですね。

充電端子はUSB Type C。

さらにワイヤレス充電にも対応しています。

ワイヤレス充電を一度使い出すと「充電しているつもりがないのに、いつも満充電になってる!」のような感覚で使えるので本当に便利ですよ。

ちなみに初心者の方にはAnkerのワイヤレス充電器がとりあえずおすすめです。安い割に品質も良く、問題なく充電ができますよ!

充電ケースを開けるとこんな感じ。

取り出し方は、親指で引っ掛けて引き上げれば問題なし。

イヤホン本体はバッズ型を採用。充電ケースはおしゃれだけど、本体デザインはふつう。

側面には「beyerdynamic」「AMIRON 300」と印字されています。

内側はどシンプル。

筐体はそこまで大きくないので、圧迫感はそこまで

ノズルは楕円形で軸が短め。イヤーピースの形状に合わせて溝もあります。

ある程度軸が短いイヤーピースであれば使えるかとは思います。

最後に重さですが、総重量は60g、本体片耳の重量は4.6gです。本体は軽め。

beyerdynamic AVENTHO 300 外観・付属品

パッケージ

付属品

付属品一覧
  1. ハードケース
  2. ソフトケース
  3. 3.5mm ヘッドホンケーブル
  4. USB-A to Cケーブル
  5. マニュアル

ハードケースは大きめですが厚みはそこまでありません。   

中にヘッドホンケーブルや充電用ケーブルも入れることも可能です。

AVENTHO 300本体はこちら。やはりbeyerdynamicのヘッドホンはかっこいい。

ハウジングはマットな質感のフラットなデザイン。左ハウジングはAVENTHO 300のロゴ入り、右ハウジングはタッチパネルが搭載されています。

こちらもシンプルイズベストなデザイン性の良さ! 素晴らしい! マット最高!

イヤーパッドは程よくモチモチ。

アーム部は段階式で調整可能。このアームの細さや質感も素晴らしい。

ヘッドパッドもイヤーパッドと同じような素材感ですね。

右ハウジング下部には充電用のUSB-C、3.5mmジャック、電源ボタン、外音モード切り替えボタンなどを搭載。全部右側に集約されていますね。

かなり小さくにも折りたたむことができるので、ハードケースを使わずとも付属のソフトケースでコンパクト携帯できます。バッグに入れても嵩張らないですね。

最後に重さは318.2g。ワイヤレスヘッドホンとしてはやや重ためですね〜。

beyerdynamic AMIRON 300 レビュー

まずワイヤレスイヤホンのAMIRON 300からレビューしていきましょう。

検証は以下の環境で行っています。

検証環境
  • スマホ:Xperia1Ⅵ(LDAC、aptX Adaptive検証)、iPhone 15 Pro(AAC検証)
  • ノイズキャンセリングの設定:ON
  • エージング:各20時間ほど

装着感|圧迫感が少なめ

AMIRON 300の装着感ですが、圧迫感の少ない軽快な装着感のように感じました。

装着してみるとこんな感じ。

前から見ると耳内に結構おさまっている感じですね。

ガッツリとした装着感ではないので耳の痛みは発生しにくいですが、もう少しホールド力もほしいところですね。

装着感(4.0)

AMIRON 300の音質|原音重視!

AMIRON 300の音質についてですが、これはチューニングが素晴らしすぎますね。

ジャンルレスで対応できる原音に忠実なサウンドで、今まで試してきたワイヤレスイヤホンのなかでボクが一番理想とするチューニングに近いです。

音の特長

4.8

高音

4.8

中音

4.9

低音

音の傾向
狭い
広い
硬め
柔らかめ
分析的
余韻重視
繊細
迫力
楽器寄り
ボーカル寄り
低域寄り
高域寄り

原音に忠実と聞くと、モニター系のクセのないフラットなサウンドを想像するかもしれませんが、そうではありません。

アーティストやエンジニアが作り上げた楽曲を“作り手の意図のままに表現できる”という印象でしょうかね。

高域は鋭めでありつつもキツさを感じないギリギリラインまで心地よく伸びますし、ボーカルも高域と同様にピークラインを刺激的に伸ばしつつもサ行の刺さり感も少なくてハリ良く鳴らします。

低域はとても豊かに広がりつつも輪郭もクッキリと描写しますし、各帯域ごとの音が主張しあいつつも譲り合ってもいるような絶妙な距離感。

女性ボーカル、男性ボーカル、管楽器、弦楽器、電子楽器、特性が異なる各楽器の音をど真ん中ストレートでそのままに引き出すような感覚です。

この価格にありがちな「電子音は得意だけど生楽器系は苦手」とか「ジャズやクラシックは得意だけどロックやEDMは苦手」のようなことがないんですよ。苦手な音もないし、苦手なジャンルもなく、むしろ全てが得意。

Xelento Remote以来、久々にbeyerdynamicのイヤホンを使いましたけど、ちょっと舐めてました。音作りの旨さが同じ3万円クラスのワイヤレスイヤホンと比べてもかなりレベルが高いです。

5〜6万クラスでこのチューニングで超音質に特化したワイヤレスイヤホン作ってもらえません? 買うから。

ノイキャンや外音取り込みなど機能性はふつう

ノイズキャンセリングは価格帯を考えると性能は下、外音取り込み機能は中といったところでしょうか。

ノイズキャンセリングは電車で使うと、緩急が激しい楽曲でなければ、音楽を聴いていれば雑音は気にならないです。

ただ、カフェでBGM感覚で省音量で音楽を聴いていると、ザワザワとした声がちょっと気になりますね。

外音取り込みは音楽を止めていれば会話はできますけど、少しモゴモゴとした感じが残りますね。

3万〜4万円クラスだともっと優秀なイヤホンが他にもあるので、ノイズキャンセリングや外音取り込み機能にこだわるなら他の機種を選んだ方がいいです。

AMIRON 300評価
ノイズキャンセリング(3.8)
外音取り込み(4.0)

操作性について

AMIRON 300の操作性は良い点もあれば悪い点もあるという印象でしょうか

1回タップで再生停止、2回タップでノイズキャンセリングの切り替え、3回タップで曲送り / 戻し、長押しで音量のアップダウンができます。

音量調整も長押ししている間は断続的に調整されていくので、細かな音量調もしやすくなっています。

ただ、アプリで操作項目の変更はできるのですが、各ボタンに対して割り振れる項目が自由ではなく固定のため、ほぼカスタマイズができないに等しいんですよね。

ノイズキャンセリングの切り替えで2回タップ以外は割り振れないのが残念……。長押しか1回タップにしたいんや……。

ボクの環境だと接続は安定していた

LDAC使用時の接続安定性についてですが、LDACの音質優先(990kbps)+マルチポイント接続という悪条件の中でも、30分ほど屋外で使っても一度も音途切れがありませんでした。

ただ、さすがに人混みや電車の中だと音途切れは発生しますね。

ちなみにアップデートする前まではiPhoneのAAC接続でも音途切れが発生してました。アプデ必須。

ちなみにXperia 1Ⅵで検証しましたが、スマホやDAPの機種によっては途切れやすくなる可能性は高いので、あくまで参考程度にご覧ください。

もし接続が不安定なことが多い場合は、LDACを可変にするかマルチポイントを使わないかなどの工夫を行なってみてください。

AVENTHO 300 レビュー

装着感|硬めガッシリ系

AVENTHO 300の装着感ですが、悪くはないですけど価格帯を考えると硬めのようにも感じますね。

装着してみるとこんな感じ。デザインはスマートで好き。

前から見るとやや飛び出し感はありますね。

モニターヘッドホンのようなガッシリ系の装着感で、側圧もやや強めではありますね。

ただパッドの質感は上質なので、痛みはそこまで発生しにくいように感じましたね。

包み込まれるような優しい装着感が欲しい方は他にも選択肢はあるかな〜という印象でしたね。

装着感(4.0)

AVENTHO 300の音質|DTシリーズのワイヤレスバージョン

AVENTHO 300の音質ですが、こちらも素晴らしいですね。

beyerのモニターヘッドホン「DTシリーズ」の音が、ワイヤレスで気軽に聴けるようになったような感じです。

音の特長は次のとおりです。

音の特長

4.8

高音

4.8

中音

4.9

低音

音の傾向
狭い
広い
硬め
柔らかめ
分析的
余韻重視
繊細
迫力
楽器寄り
ボーカル寄り
低域寄り
高域寄り

音の傾向はやや分析的で原音を忠実に再現するようなサウンドのように感じましたね。この価格のワイヤレスヘッドホンでは珍しい傾向。

ドライバーが「DT 900 PRO X」「DT 770 PRO X Limited Edition」とおなじ「STELLAR.45ドライバー」を採用していることもあり、最新のDTシリーズの傾向にかなり近いように感じましたね。あの音をワイヤレスで気軽に体感できると思ったら最高じゃね?

とくに素晴らしく感じたのは低音の質感。ベースラインは輪郭を保ちつつも立体感もある音で、リアルなベースの躍動感を再現してきます。

ビックリするくらいベースラインがモニタリングしやすくて、意識せずに聴いてもベースがどのように弾いているかが手に取るようにわかります。一聴すると膨れすぎるようにも感じる低音ですが、ボーカルや高域は一切阻害していません。

ボーカルはまさに原音を重視なサウンドという印象でしょうか。マイクを通じて録音された環境を忠実に再現するような感覚。

距離感も引っ込みもしすぎず、前にも出すぎず、ミックスされた通りに出てくるような感じ。まさに原音重視。

ボーカルのピークの作り方がとても上手で、あと少し伸ばせばキツイと感じるギリギリラインを突いてくる感覚がとても心地よいですね。

高域は昔のbeyerのようなナイフでグサグサ刺してくるような容赦のない高域ではなく、最近のDTシリーズのような鋭くも刺激的に伸びつつも、不快感は感じない程度にはスポイルされている絶妙なチューニングに仕上がっています。

初代のフラッグシップヘッドホンの「T1」や「DT1350」を一時期所持していたことがありましたが、高域の容赦のない刺さり感が苦手で手放したんですよね。最近のbeyerは高域はかなり聴きやすくなったと思います。

得意なジャンルはマジでなんでもいけます。ここまでなんでもいけるヘッドホンは逆に珍しい。ロック・ポップス・ジャズ・クラシック・メタル・ヒップホップ・EDMまでなんでもアリです。

モニターサウンドのように分析的になりすぎず、あくまでアーティストとエンジニアによる意思(音)を忠実に再現してくれるヘッドホンのように感じました。

同価格帯の中のワイヤレスヘッドホンのなかではかなり好印象でしたね。予算5〜6万クラスまでOKなら音質面ではかなり推しのヘッドホンです。

ちなみにノイズキャンセリング(外音取り込み)をOFFにするとフラット傾向、ONにすると低音が強調されやすくなります。ボクはノイズキャンセリングONの方が好みの音でしたね。

USBオーディオも使える

USBオーディオも使えるので、パソコンやスマホとUSB-Cケーブルで繋げればBluetoothとは違って非圧縮で音楽を楽しめます。

ワイヤレス接続時よりもさらに音質がアップしますので、デスクトップ環境では積極的に使っていきましょう。

3.5mm接続で電源OFFにするとモッサリする

電源をOFFにして付属の3.5mmケーブルでアナログでの接続も可能ですが、モッサリとした音になってしまいますね。

デジタル接続を前提にチューニングが施されているようなので、基本的にはBluetooth接続がUSB接続をおすすめします。

3Dオーディオは自然!

AVENTHO 300のみ3Dオーディオに対応していますが、こちらも精度がかなり高い!

無理やり3D効果を出すような不自然な音ではなく、あくまで自然に、そして臨場感を少し加えるような音で、映画館やライブ会場で聞いてるような感覚に少し浸らせてくれるような感覚。

プライムビデオでアニメや映画を見るときも、基本的にONにしていた方が迫力があって楽しいですね。ライブ映像は3DオーディオをONにした方が会場のリアルな音響空間に近くなりますね。

映画やアニメ、ライブコンテンツなどを見ることは多い方は、かなり使える機能になるかと思います。

ただ、アプリ経由からでしか切り替えができないので、欲を言えば本体操作のみで切り替えられるようにしてほしかったですね。

ノイズキャンセリングや外音取り込み機能について

ノイズキャンセリングは価格を考えれば控えめの性能ですね。4〜5万円クラスのノイズキャンセリング性能が高いヘッドホンと比べても明らかな差を感じます。

遮音性重視で使うなら他にも選択肢があるでしょうね。あくまで音質重視と考えた方がいいです。

対して外音取り込み機能はなかなか自然で、他の4〜5万円クラスのヘッドホンと比べても周りの音を自然に取り込めます。AMIRON 300よりも優秀ですね。

ノイズキャンセリング(4.0)
外音取り込み(4.5)

操作性|タッチセンサーで直感的

操作性については右ハウジングのタッチセンサーで直感的に操作ができるので良好です。

上にスライドすると音量調整、横にスライドすると曲送り/戻し、2回タップで再生/停止ができるので、操作方法も迷うことがありません。

ノイズキャンセリングの切り替えは、右ハウジング下部のANCボタンを1回押すだけでOKなので、AMIRON 300と比べても気軽に切り替えができますね。

相変わらず「ノイズキャンセリングOFF」を挟んでしまうので、ノイズキャンセリングと外音取り込みのスムーズな切り替えはできませんが、ボタンを1回押すだけなのでAMIRON 300ほど煩わしさは感じません。

ただ、アプリでOFFを挟まないような設定はほしいところですね。

beyerdynamic AMIRON 300 / AVENTHO 300 共通項目

その他AMIRON 300 / AVENTHO 300の共通項目も紹介してきます。

マルチポイントの挙動

AVENTHO 300は2台同時接続を行うマルチポイントにも対応しています。

AMIRON 300はLDACと併用、AVENTHO 300はaptX Adaptiveと併用ができます。

挙動をチェックしましたが、電源OFF→電源ONにした後も自動で2台目のデバイスにも接続されます。

1台目のデバイスが再生中に2台目のデバイスを再生しても割り込みができない仕様になっていますね。その仕様の方がちょっとした効果音で接続先が切り替わったりしないので安心です。

ただ、3台目のデバイスに再接続する際に、Bluetoothリストから選んだだけでは接続が完了せず、毎回ペアリングモードにしないと接続できないのが煩わしく感じました。

音の遅延について

音の遅延についてはどちらもYouTubeで動画を見る分には問題なし。

AMIRON 300は低遅延モードを搭載していますが、遅延がやや多めですね。

AVENTHO 300は低遅延モードを搭載していないのでゲームには適していないですが、その代わり有線でも使えば遅延なしでゲームや動画編集もできます。

LE AUDIOも対応しているので、そちらで使えばワイヤレスでも有線並に遅延を少なくできますね。

通話品質について

マイク音声も実際に録音してみました。以下の音声をよければチェックしてみてくださいね!

AMIRON 300

AVENTHO 300

どちらも音声はクリアに聞こえますが、バックの雑音は少し入ってくるかな?という印象です。

どちらも通話用途では使えると思いますが、同価格帯の中では特別優秀というわけでもないです。

beyerdynamic AMIRON 300 / AVENTHO 300 まとめ

総合評価

4.5/5

AMIRON 300

  • 原音に忠実なサウンド
  • 様々なジャンルに対応できる
  • マルチポイント / 低遅延モード /
    ワイヤレス充電にも対応
  • LDAC(990kbps)+マルチポイントでも接続が安定しやすい(デバイスとの相性にもよる)
  • 価格を考えるとノイキャンや外音取り込みは
    イマイチ
  • ノイキャン切り替え時にOFFを挟んでしまう

4.8

高音

4.8

中音

4.9

低音

4.0

装着感

3.8

ノイズキャンセリング

4.0

外音取り込み

4.0

マイク性能

4.3

利便性

Bluetooth5.3最大再生時間
※ANC ON時
本体8時間/
ケース込み32時間
コーデックSBC,AAC,LDAC充電時間約2時間
ドライバー10mm
ダイナミック型
充電端子Type C
専用アプリ防水
ノイズキャンセリング質量
※片耳
4.4g
外音取り込みゲームモード
自動装着検出保証2年
マルチポイント公式サイト

総合評価

4.7/5

AVENTHO 300

  • 原音に忠実なサウンド
  • 様々なジャンルに対応できる
  • 外音取り込み機能が優秀
  • 空間オーディオが自然
  • USBオーディオでも使える
  • 連続再生時間が長い
  • 3Dオーディオが優秀
  • ノイキャン切り替え時にOFFを挟んでしまう
  • 装着感ががっつりめ
  • 価格が高め

4.8

高音

4.8

中音

4.9

低音

4.0

装着感

4.0

ノイズキャンセリング

4.5

外音取り込み

4.0

マイク性能

4.5

利便性

Bluetooth5.4最大再生時間
※ANC ON時
本体50時間
コーデックSBC,AAC,aptX Lossless
aptX Adaptive, LC3
充電時間10分で5時間の再生時間
ドライバーSTELLAR.45ドライバー充電端子Type C
専用アプリ防水
ノイズキャンセリング質量
※片耳/ケース込
319g
外音取り込みゲームモード
自動装着検出保証2年
マルチポイント公式サイト

beyerdynamic AMIRON 300 / AVENTHO 300はこんな人におすすめ

どちらもこんな人におすすめ
  • 味付けの少ない原音サウンドが好み
  • オールジャンル好んで聴く
  • 普段使い / モニタリング、どちらの用途でも使う
  • ノイキャンや外音取り込みなどの機能性より音質を優先したい

AMIRON 300 / AVENTHO 300ともに一番の強みは、beyerdynamicの原音に忠実なスタジオサウンドをワイヤレスで気軽に体感できるという点でしょうね。

AVENTHO 300は有線でも使えるので、ワイヤレスとしても使えるモニターヘッドホンとして運用するのおすすめですよ。

AMIRON 300 / AVENTHO 300どちらか一つしか選べないと言われたら、ボクはAVENTHO 300を選びますかね

操作性は良いし、デザインはかっこいいし、音質は超気に入ってるし、有線でも使えるし、3Dオーディオも優秀ですし、かなり幅広い用途で使える点が気に入りましたね。

どちらもノイズキャンセリングや外音取り込み機能など機能性を重視して買うことはおすすめしませんが、音質はホントに良いので、専門店や量販店などで一度試聴してから検討してみてください。

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